2019年4月9日火曜日

「量子力学で生命の謎を解く」を読んでいる 2

 この本は様々な例をだして、それらを量子力学という切り口で見せる。
渡り鳥、この本ではコマドリの例だが、その部分について。

 以前にわたしのブログでも、うなぎや白鳥など同じような例として投稿したことがある。
その中で、わたしの視点は大陸移動を中心にお話をした。

 過去何度も地球のNS極が入れ替わっているが、これはそれほど重要ではないとおもう。
磁力線の基準が変わってしまうのだから、大きな問題に見える。
しかし、体内のコンパスはずれた分を修正しながら目的地に行けばよいことで片付いてしまう。

 わたしの考えの要点は、うなぎも渡り鳥も渡りをする生き物たちはすべて、もともとは渡りをしなくても生まれたその場所だけで生存できていたのではないか、というところから出発している。

 ところが、その生存場所がこともあろうに少しずつ分断され始めてしまった。
同じ場所で繁殖と生活ができなくなってしまった。困った生き物たちは繁殖はこっちで、普段の生活はこっちでとその地点を往復するようになった。

 そしてその行動と少しずつ移動する大陸、生き物たちはそのような環境で何万世代も移動方法を引き継いでいった。少しずつ移動距離が伸びるに従って、かれらは迷わないように3つの道具を持つことになった。体内コンパス(磁力線)と嗅覚と視覚である。

 これが「何故渡りをするようになったのか」の仮説であります。
この本では、伏角コンパスと嗅覚のなぜに量子力学の視点から解決を試みている。
半分も理解出来ないが、おもしろい。



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