2019年4月2日火曜日

文学賞は嫌い

 芥川賞や直木賞などたくさんの文学賞があります。
小説や文学に詳しい専門家が選ぶものです。
嫌いです。
本屋大賞はまぁ好きかな。

 芥川賞や直木賞の趣旨は理解し賛同します。
部数を重ねベストセラーが必ずしも名作やその時代の代表作であるとは限らないからです。
コツコツと目立つことはないが、優れた作家を世に送り出す後押しをする、意味のあることです。

 しかし、それらの賞の選考委員の評を読むと訳がわからなくなるのです。
例えば選考委員が5人いたとします。彼らの評を読んで、どうしてある一人に決まったのかがどうにも理解できないことがほとんどなのです。これなら候補者の誰でもよかったじゃん、となります。
ある本を読んでの感想や評は人それぞれです。
難しい作業だなと考える一方、そうした賞の不安定さをおもいます。

 だからではないですが、ノーベル文学賞なんて大っ嫌いっです。

 じゃぁ、どうしたらよいか。
ベストセラーの発表とか、図書館での貸出数や購読予約待ち数の上位発表とか、その程度にしておけばとおもいます。
小説家や評論家など専門家は半期ごと程度に、100人くらいがオススメ本を新聞紙上にのせれば十分。

 スポーツや音楽や絵画や俳句や小説や文学やなどなどたくさんのコンクールの審査委員が決める賞はやっぱ、疑問だし嫌いだという話でした。


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