2021年11月16日火曜日

国の借金は選挙の争点にならぬのか

  現在国の借金は1200兆円だそうです。12のあとに零が14個つきます。大金過ぎてどのくらいのすごさなのかがつかめません。5万人はいる規模の野球場やアリーナのひとたちが、ひとり240億円ずつ持っているといってもピンときません。人口が50万人以上の都市を政令指定都市といい20都市あります。これらの都市にあてはめると零がひとつ減ってひとり24億円になりますが、それでもまだまだ日常の生活感からするとう〜んとうなるのみ。

 衆議院議員選挙が終わったばかりですが、この借金をどうするのかという立候補者の声が聞こえてきませんでした。選挙の争点にもならなくなっているのです。国会で借金返済にむけての政策立案の議論さえありません。あるのかもしれませんが、たとえばTVの予算委員会で激しく議論はされていません。先人はこれからの世代の人たちに少しでも道をならし整えてゆくというのが最低の努めのはずですが、原子力発電と同様現在さえよかったらそれでよしとしてしまっています。

 美田を残す必要はありませんが、借金返済の道筋を予算立案の根幹にすえるということぐらいしなくては日本沈没を待つまでもなく、おさき真っ暗なことだけは確かなことであります。

 ジジイはこんな嘆きを吠えることしか出来ないのがなによりも悔しく情けないおもいでいっぱいです。


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