2021年12月28日火曜日

ポイント制度にだまされない

 10年くらい前に、ある航空会社のポイントを更新忘れで失ったことがある。パリ往復ファーストクラス分ポイントがあって、それを使ってもまだ国内ならどこへでも行けたくらいのポイントだった。

 ポイント制度がますます盛んになっているようだ。国も率先してやっている感じ。

たいていのポイントは有効期限があってそれをすぎると失効してチャラになる。これってポイント制度を利用したやや悪質な販売方法といってもよさそうだ。ポイントが貯まることを強調して購買意欲を刺激することは宣伝広告費を節減できるし、ポイント制度に経費をかけてもこの制度を維持するのは企業にとってうまみがあるからに他ならない。

 本当はもう少し安くできるのにポイントを貯めさせて使ってようやく本来の価格くらいになるのだろうか。貯めて使う前に失効してしまえばその分企業の儲けになる。塵も積もれば山となるのとおり企業にとっては無視できないくらいの金額になっているはずだ。ポイント制度にかける経費と実際のもう少し安い価格で販売したときを天秤にのせての判断だろう。

 一番消費者にとって手間のない購買方法はポイントなどではなく、単純に一円でも安い価格で購入すること以外にない。


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