2021年12月8日水曜日

「真珠湾攻撃総隊長の回想」講談社

淵田美津雄自叙伝 編/解説 中田整一

 別に本日12月8日開戦記念日を意識して読み始めたわけではないのだが、とにかく読んでいる。

実におもしろい。真珠湾攻撃に関する書籍でよく引用されたりしていてこの本のことは知っていた。

真珠湾攻撃のTV or映画などよりもはるかに内容が充実してはなしに引き込まれる。

 海軍内での日常の会話の箇所がたくさんでてくるのだが、映画やテレビなどでは直立してハキハキ規律正しくという感じで演じられるが、それらがウソであることがよくわかる。もともと陸軍と海軍では規律に関してうるささが異なってたとはよく言われている。海軍のほうが陸軍よりもやんわりだったようだ。そんな雰囲気がこの自叙伝の会話部分から感じられた。

 淵田美津雄は真珠湾攻撃のすべてを率いる総隊長だった。攻撃のときの様子が生々しくこれもどんなビデオよりも迫真圧巻である。

 あっという間に半分読み終わった。

 

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