上創元推理文庫 東京創元社 2021.9
アンソニー ホロヴィッツ著
推理小説らしいといえばらしいし、そうでないといえばそれもあてはまるけど、犯人は誰だとつきつめればやはり推理小説か。楽しく酔えたではなく読めたのであります。
この作品の中に、ストーリーにからんだもう一冊のポアロ風なともアガサクリスティ風なともみえる中編の小説がまるまる一冊でてきて、劇中劇という古典的な組み立てになっているんですが、なかなか効果的で話の展開がより現実的に感じられてしまいます。
まぁあまり感想を述べるとネタバレになってしまうのでやめますが、上下本の長編で読み終わってふぅ〜と満足なため息をついたのでありました。
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