2025年4月3日木曜日

我谷(わがた)盆風の試作3完成

 仕上げの自家製キャンデリラワックスを塗って完成しました。 

 ちりめん本というものがあります。平紙の和紙に色摺絵したものをしわくちゃにして縮緬のようにして綴じたものです。明治中期より大正時代に海外向けお土産として、日本のおとぎ話やカレンダーや日本の風習などを題材に数か国語で出版されたものです。

 ちりめんにすると、画に奥行きや立体感が出て、なんともやさしい効果があらわれます。

 お盆をこのように丸鑿で削ると、木目が凹面にそって変化するので、ちりめん本とにたような効果があらわれるようにおもいます。

 また、これは新品ですけど、何年も使ったような風合いが感じられなくもありません。

栗の端材がたまってきましたので、こんな感じのものを作ろかと・・・

暖かくなってきましたし♫

 

2025年4月2日水曜日

我谷(わがた)盆風の試作2

 木目に直交するように鑿をいれるので、それほど硬くない栗でもそこそこ力が必要です。

 縁まできちんと鑿をいれるには、片側がすんだら向きを変えて同様に彫ります。

折敷(おしき)のようにしたいので、木端(こば)はノコギリでおとしてから鉋をかけようか、はじめから鉋をかけるかで迷いましたけど、最初から鉋でセッセと力仕事をしました。 

 木口(こぐち)の加工の画像は忘れて、この部分はベルトサンダーで削りました。

こんな感じに仕上がりました。上出来です。 

 なんか心もとない感じですけど、こんなもんでしょう。 

 オイルを塗ると、使い古した感じがでて、 

 試作品でしたけど、販売できそう♫

 

2025年4月1日火曜日

我谷(わがた)盆風の試作

 4年前に丸盆を何枚か作り(すべて売却済)、そのうちの一枚を名栗風仕上げにしました。 

 丸鑿で、適当な大きさの窪みをつけていくだけですが、良い風合いになります。

 今回は、このペン皿のような盆を、ちょっと古風な感じで、我谷盆ふうにしてゆきます。 

 まずは、縁の内側を斜めにします。 

 久しぶりに鑿を使ったので、どうも調子がでません。

我谷盆や名栗にするには丸鑿を使うのですけど、普通の突き鑿で片側(上の画像の左側の縁の部分)をやったら、案の定、よろしくありません。

やりながら、あっ、そうだった、こんなふうにしてはいけなかったんだと思い出し、途中でやめました。その部分は改めてあとで丸鑿でやりなおしました。

 よく切れる丸鑿でやらないと、きれいに仕上がりません。

とりあえず、縁の部分はまあまあの出来に仕上がりました。

トントントンとん、これをなんべんも繰り返しました。

 次は、底板の部分です。