2025年4月23日水曜日

丸鋸スライドレール治具4

 本日は大変にみっともないお恥ずかしいはなしとなります。30年以上(もっとかな?)丸鋸を使ってきたのに、その直角度の微調整の方法(正確には丸鋸についている微調整のイモネジの使い方)が間違っていたからです。

 別にこのイモネジの部分を使わなくても、丸鋸ベースと丸鋸の刃の直角は出すことができるので、かまわないといえばかまわないのですけど、このイモネジを使ったほうが正確に簡単に直角度を出すことができます。

 丸鋸の取説です。 

 

 なんかわかったようなそうでないような。これではうまくいかないんですね。

 こんなふうにすると微調整ができます。

①傾斜用ツマミ前後ともにゆるめます。

②角度調節ネジ(イモネジのこと)も傾斜用ツマミ前と隙間ができるくらいにゆるめる。

③直角定規で、のこ刃とベース底面が直角になるようにしていくのですが、のこ刃の中心部分がほんの少し隙間があって、刃の部分の上部が直角定規に接するようにして、傾斜用ツマミ前を(イモネジで押し上げたときに動くくらいに)ゆるく締めます。そしてイモネジを締めながら、直角定規とのこ刃中心部分の隙間がなくなるようにします。

 ここが重要なのですけど、イモネジをしめすぎて、のこ刃の中心部分が直角定規に接して、のこ刃の刃の部分に隙間ができてしまったら(直角をこえてしまった)、最初からやりなおします。90度未満から90度に調節するというのが鉄則で、90度を超えてしまったのを戻して90度にもってゆくのはダメです。

 また、直角定規はのこ刃のアサリ部分を避けるようにしてあてます。

④直角がでたとおもうところで、傾斜用ツマミ前をしっかり締めます。次に傾斜用ツマミ後ろもしめます。

⑤試し切りをして、差し金などで直角度を確かめます。90度未満の隙間が出来ていたら、傾斜用ツマミ後ろをゆるめてから、傾斜用ツマミ前をイモネジで持ち上げられるくらいに緩めます。イモネジを30度くらいまわして、傾斜用ツマミ前を持ち上げてからしっかり締め、傾斜用ツマミ後ろも締めて、再び試し切り。この作業を繰り返して直角を出してゆきます。

 ネットのYouTubeでも丸鋸の直角を出す方法の動画がたくさんありますので、そちらのほうがわかりやすそう。

 調節のときはくれぐれも電源を遮断することをお忘れなく‼️

 

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