2017年6月8日木曜日

AIについて考えた その2

 AIは人間が作った道具の一つだとおもっている。
だってこの道具は、電気を流さないと動かないんだもん。
電気という動力を与えなくたって、動く道具はたくさんある。

 機織り機なんて、すごいよね。
人がバッタンゴットンって何度も何度も同じ工程を繰り返す。
そうすると、やがて織物の生地になってでてくる。
できあがった生地は美しく艶めかしいが
それらを生み出す機械の構造や動きもそれら以上に、うっとりして美しい。


 18世紀の産業革命で、蒸気機関が発明されて
機織り機は自動織機になった。
何度も何度も同じ作業を繰り返す単純作業から職工たちは開放されたわけだ。

 コンピュータだって、似たようなものだな。
人間がやっていた計算を、とてつもなく速く処理する。
人間が手作業でやっていたことを、それを処理できる計算機にあわせて
処理過程を記録し、実行させる。
プログラミングっていうんだな。
生地を作るのと同じだよ。

つづく


0 件のコメント:

コメントを投稿