元気に働いていた頃の話だ。
次々に、いついつの何時にこれこれをするという要件が入ってくる。
メモ用紙に記入する暇もない。
覚えておくのも無理。
周りの同僚たちは、常時携帯しているペンで
手のひらや、手首などに直接記録してゆく。
私もそうせざるを得なかったが、付箋を腕時計のベルトに貼り、
そこに記してなんとかしのいだ。
そのときに、思いついたのだが(20年以上前のこと)
ベルトがディスプレーになれば、音声入力で記録ができる。
次々に来る要件を、腕時計を口元に近づけ、
「記録:○△に何時に会う」「記録:△□に書類を渡す」「記録:✕◯に電話」などと入力する。
記録した事柄は、音や振動で知らせてくれる。
こんなことは、現在では携帯でもスマホでも当たり前にできるし、
技術としてもアイデアとしても古い。
しかし勤務形態の状況にもよるだろうが、腕時計タイプがどんな労働環境でも
一番無理なく記録できる装置だと考えている。
私の労働環境では数十年勤務してきた経験から、確信している。
また研究開発現場や、食品などの新開発現場でも、両手を研究器具から手を離すことなく
音声で記録することができる。
時計表示を最小限にして、記録画面を主にすれば、なおさら重宝する。
退職し無職の現在では必要がないが、
やっとわたしの念願したものが現実になりそうだということはうれしい。
SONYさん 「さまざまな個性」のひとつです。
作って下さい。
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