アチラコチラで自分史など、生きた証を残したい方たちの話題が多い。
別段、残したい人はそうすればいいので、批判がましいことは
これっぽっちもない。
むしろ、ご本人の苦労話の投稿を読むこともおおく、
うーん、ふーん、それらのお話が胸に染み入る。
でも、ボクは何も残したくない。
死んだあとは、きれいサッパリにしたい。
命を粗末にする気は全くないが、葬式もしなくていいし
身の回りのものいっさいがっさい、
ボクが生きていたあかしのものすべてを、処分したい。
自分のやってきたことが、何か大きな間違いの連続で
それらを消し去りたいというわけではない。
学生を終え、就職し、働き退職した。
もうそれだけで十分だ。
様々な人達に迷惑をかけてきた。
死んでからも、自分に関わる何かが残って迷惑をかけ続けるなんて
たまらんな。
マスコミは、残したい人たちのことは取材するが
そうでない人たちには無関心だ。
きっと、残したい人たちはそうすることによって
何らかの金銭を使わなくては残せないから、
業者にとってはもうけることができる。
なんか、せこい考え方で、自分でいやになる。
一方、そうでない人たちは、非生産的行為になるから
業者は、そこから金銭的な儲けを得る機会は少ない。
葬式をするかしないかを考えれば、簡単なことだな。
きれいサッパリに、なにも残さない。
美しいではないか。
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