2017年6月20日火曜日

クロネコヤマト問題でおもったこと

 あらためて感じたことは、
宅配業というのが、もう社会のひとつのインフラだということ。
水道・通信・鉄道や道路・電気・ガス・インターネットなどに加わること宅配運送業なんだな。

 宅配業があんなになっちゃっている理由のひとつは、
会社が能力以上のことを請け負ってしまっているからなんだとおもうよ。

 ラーメン屋さんなんか、本日はスープが無くなりましたので終了します、
なんてよくあるじゃん。
食べ物屋さんだって、全て売り切れましたので本日は終了いたしました、
なんていうのもある。
お客さんは、残念がっかりだけど、二度とくるもんかなんて
おもわないよ。
 
 だから、宅配も当日の配送員で配達できる個数を超えたら、
本日の予定個数をこえましたので、また明日以降にお願いします、って
窓口で断ればいいんだよ。

 えっ、競争が激しくってそんなことしていたら会社がつぶれるって!?
う~ん、
だって、現状だって荷物が満杯で配達しきれないんでしょ、このままだったら
やはり、会社はまずいんじゃないんですか。

 配送員がよれよれぼろぼろになって、ハァ~ハァ~言いながら
玄関先で死んじゃうんじゃないかと心配しながら荷物を受け取る、
ありがたいことだけど疲れきった配送員から荷物を受け取るなんて、
気持ちが沈むな。
やっぱ、笑顔で元気な配送員から荷物は受取りたいよね。
 
 タブレットや最先端機器を運転手さんに持たせても、負担が増えるだけだよ。
そういった機器が配達するわけじゃない。
生身の人間が配達するんだ。

 分をわきまえた生き方や暮らし方っていうのがあるけど、
会社だって、身の丈にあった経営ってもんがあるだろな。
それを感じて冷静に判断するのが社長さんの仕事でしょ。

 宅配業は、宅配する運転手さんが一番の宝です。
生き生き笑顔元気に宅配してくれると、
ありがたいなって心底おもうな。
がんばれ、クロネコ。


0 件のコメント:

コメントを投稿