2019年11月7日木曜日

ジョロウグモ

 ジョロウグモの巣は平面ではなく、3重の立体構造になっているそうだ。
まぁ、3階建てなのだな。自分はその2階部分に居住する。
おもにそこで暮らすので、ここが一番立派で、普段目にするのはこの部分の例の蜘蛛の巣のかたちの同心円状のものだ。
1階と3階は網目の細かさが違っている。毎日片側ずつ手入れをするためらしい。

 さらにそれぞれの階は役目があって、糸が粘りつくのと粘り気がまったくないものがあるのだという。虫を捕るためのものと自分が動き回るためのものだそうだ。

 さっそく庭にでてジョロウグモの巣を観察した。



 確かに立体的になっている感じがする。
そして、獲物のカスがたくさんくっついている。
アップしてみる、




 しかし、もう一つの階が、自分が動き回るためのものというのが怪しい。
そうすると同心円状の一番立派なのは何のためにあるのか?
獲物を捕るためと自分のテリトリーを示威するためじゃないのか。

 ジョロウグモを一匹捕まえて、他の蜘蛛の巣に引っ掛けると、すばやくその蜘蛛めがけて追い出しにかかる。逃げる方もすばやくほうほうの体で地面に落ちた。


 そんなことをしていたら、小さいカマキリがねらってるぞ



 狩りは失敗でした。



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