2019年11月11日月曜日

北方四島はあきらめよう

 かっての島民の方々には大変申し訳ないのですが、
北方四島は諦めましょうというのがジジイのわたくしの考えです。

 無謀な戦いを仕掛けて、日本は負けました。
いつまでたっても日本全土に米軍が進駐し続けるのは日本が負けたためです。
挑まれて負けたのではなく、仕掛けて負けたのです。

 旧ソ連邦は日本が無条件降伏した日付のあとに、北方へ進行したのだから、それらは違法で無効だと述べても、そんな日ソの不可侵条約を破ることも含めて戦争なのです。
敗戦した国の領土をよってたかって奪い取るのは当然の行為なのでした。
かって日本が周りの国々にしたことをおもいだしてください。

 米軍のことも北方領土のことも、軍国主義の日本が無謀な戦争を仕掛けたことは将来回復することのできない大きな代償となってしまいました。

 固有の領土などという、都合の良い考え方や理解などないのです。
日本の中世戦国時代と同様、領土とは接する国同士の力関係かまたは奪われるか奪うかの争いの結果によるものです。
世界に目を広げてみても同様です。

 仮の話です。
ロシアが2島返還してあげるが、莫大な経済援助を求めてきたら、断りましょう。
無条件での返還以外は受け付けてはなりません。

 チラチラと相手の顔色を伺いながら、北方四島の交渉を続けるなんて、将来性などまったくありません。政治家や評論家は粘り強い交渉を引き続き行ってゆくことが大切だなんて言ってますが、
無謀な戦争を仕掛けた結果であることの自覚がありません。無責任です。戦争を行った軍部と同じではありませんか。

 スッパリと諦め、敗戦により領土を奪われたことを認め深い戒めとし、新しい日露の外交関係を築き上げることが何よりも大切だと考えるのです。


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