2020年11月20日金曜日

椅子座面修理1

 12年前に北九州市の木工房シンプルさんに4脚注文製作お願いしました。

新品のときはもちろんツヤツヤさらっときれいです。

 最初は木の座面が気持ち良いのでそのままじかに座っていました。

ジジイは尻や股まわりが人一倍汗かきですので、どのような椅子でもソファーでもお尻との接触面がひどいときは尻型に湿ったようになってしまいます。

 この椅子はオリオ2という2液型ウレタンオイルという塗料で塗られてます。わたしも使っているのでその製品のよさは理解しています。しかし、座らないことのない毎日の酷使には耐えられなかったようです。2,3年でジーンズの藍色が色移りしてしまったようになってしまいました。どんな塗料でも、尻の熱と湿気と圧力とジーンズのこすれに耐えられるものはありません。数年よく持ちこたえたというべきです。

 なので、やむを得ず直座りはやめて、小さな薄い座布団を使うことにしました。そんなふうに座り続けてきた結果、ここまでの状態になってしまいました。

横から見るとそれほどでもないように見えます。

しかし真上からだと、

アップすると、

木の導管にまで色が入り込んでしまっているようです。

 最初の色移りのときに手当をしても良かったのですが、木工品は使い込んできたときの風合いも魅力ですから、様子を見ながら使ってきました。残念ながらのぞんでいた風合いにはなってくれなかったようです。

 あっ、そうそう。シンプルさんのこの椅子はとても丈夫で優秀です。4脚とも12年使ってきてホゾの緩みは皆無ですしびくともしません。価格も低めに抑えられており、120%自信をもってオススメできます。椅子の座面は張り替えたり何らかの修理をして使ってゆくものです。今回のこの記事はその趣旨ですのでお間違えなきようお願いします。実際、わたしはこのお気に入りの椅子を手入れして使ってゆくのですから。


つづく

 

0 件のコメント:

コメントを投稿