2022年11月1日火曜日

豆本「新版猫の者那し」制作

 国立国会図書館でインターネット公開されているファイルをダウンロードして、和紙のプリンター用紙を購入し印字しました。製本もちゃんと和綴じであります。

 大きさは約80mm×120mmで実物を手にしてみるとその小ささに驚きます。

 これが明治19年当時で価格1銭!!!

 こんなにきれいなのに。それにこの編輯兼出版人綱島亀吉シリーズはさらに、

 パノラマ状に広がるのです。まるで歌舞伎の舞台を見ているみたい。

 それでも定価は1銭とは。出版人と絵師・彫師・摺師にちゃんと支払われているのか心配になりますし、紙代だってどうなっているのでしょう。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿