欅(を選んだのは比較的粘りがある堅い材だから)の端材から、約2mm程度の薄板を切り出します。
目が直交するように互い違いに、(このときは)六枚張り合わせます。
出っ張りを切り落として形を整えます。
ベルトを通す部分を貫通させます。
形を整えて、似たようなものが出来上がり。
試作をしたときには、強度が必要なものは必ず、力をいろいろな方向からかけて破壊試験をします。これもしてみましたが、この段階の試作品は非常に丈夫で、長辺部分にかなりの力をかけても頑丈でたわみもしませんでした。
完成品はこの部分は薄い方は2.2mmですが、同じくらいの力をかけるとややゆがむ程度くらいで、欅を積層にした効果が出ているようです。
木のボタンなども販売されていますが、積層にしたもので作れば割れる心配はなくなるはずで、カバンの取っ手でも木の製品がありますがこれも同様でしょう。
積層にしたもので、今まで作った製品を作り直してみたくなりました。
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