9年前に家庭菜園の隅っこに植えたものが、あちこちに飛び散り、元気に育ったものを昨年
車庫脇に移植しました。
移植するまで毎年明るい黄色い花をつけて、一年中元気なのをなんとも思ってなかったのですが調べてみたら、セルヴァティカはルッコラと違って宿根草(多年草)でした。なので毎年春先に顔を見せてくれるわけでした。
大雪だろうが干ばつだろうが豪雨など、どんな天候にも耐えることができて、大変に強い雑草です。
いつもは、サラダにしたり目玉焼きを焼いたついでにサッと炒めたりして食していました。
昨日お昼にトマトソースのスパゲッティを食べたのですが、そこそこの量の柔らかいところを選んでセルヴァティカを一緒に混ぜたところ、これが旨いっ、うまかったのであります。
トマトソースのときはたいていスイートバジルを一緒にするのですが、まだバジルは庭にできていません。これからです。
食べながらふと考えました。
これからはセルヴァティカでいこう。一年中あるし、手入れはほぼ不要。虫もほとんどつかない。
どうしてこんな素晴らしい食材をないがしろにしてきたんだろうと、スパゲッティを頬張りながら反省しました。素麺の薬味にも使えそうです。冷奴でもOKだな。イカのナンプラー炒めでもあいそう。
バジルも好きなのですが、あれは一年草。翌年はまた一から育てなければなりません。
乾燥させて粉末にして使うという事もできるのですが、生のバジルには勝てません。
それに、結構虫に食われる。ちょっと手入れを怠ると、あっといまに半分以上食べられてしまいます。
バジルを食べて大きくなった虫だから、虫を炒って食べようかともおもったのだけど、鳥の餌にアスファルトの上に投げました。
それに比べたら、セルヴァティカは手入れ不要です。ほっておくと、風に飛ばされた種があちこちで増えていきます。害虫対策もこれまた不要。ところどころ食われていることがありますが、たいしたことはありません。黄色い小さな可憐な花が沢山咲き、良いことずくめ。
この画像は昨年10月のもの、きれいでしょ。
今年はセルヴァティカ元年として、食べまくることにします。