2020年1月19日日曜日

クレジットカード紛失顛末記 その1

 ニトリで買い物をしてレジでクレジットカードがないことに気づいた。
あせる。

 前々日の午前中に買い物をしてクレジットカード払いをした。
その日の午後、不在着信が12:48にはいっていた。06ではじまる大阪の局番だ。

 気になるので、その電話番号をググってみた。
確かにジジイが長年使用しているクレジットカード会社からのものだった。
「その番号は出たほうがよい云々」というのが多数で、ますます怪しい。
ググっても上位にくるように操作しているとすると、これはかなり手強い。

しばらくして13:35に同じ番号から電話がかかってきた。
はははっとニヤリとしながら自信と余裕の表情でその手にはかかるかと、拒否のボタンを押した。

 翌日、今度は12:45にメールがきた。
内容は「***です」とクレジットカード会社名を述べ
「お客様のカードを拾得したとの連絡が入りました。06********迄ご連絡をお願いいたします」
とあった。このメールは03********から発信されていた。

 その東京の局番もググってみた。
これまた、そのクレジットカード会社の拾得やその他諸々の問題など対応する窓口のようで、
電話をかけると、発信専用であり、ショートメール内の電話にかけろと流れるだけであった。

うーん、何か良からぬ詐欺集団に目をつけられてしまったかと気をもんだが、心当たりがない。
かかわらぬのが一番と、無視した。
無視しながらも、バカな詐欺だと考えた。
だって財布を調べればカードがあるかないかなどすぐわかってしまうのだから、ウソとすぐにわかってしまうではないか。

 仮に自分でクレジットカード紛失に気づいたら即連絡してカード使用を停止してもらう。
そのための電話番号も控えてある。

 今にして思うと、このあたりで財布の中を確かめてみればよかったのだ。
バカなのはジジイであった。
財布は手を伸ばせば届くところにある。
絶対にクレジットカードは紛失していない!という強い思い込みとが超自信があったのだ。
これでは頭がカチンコチンで、硬い釘をコンクリートに打ちこめるような、超人ハルクをも頭突き一発で倒せるほどの石頭ではないか。偏屈で頑固で思い込みの激しいジジイそのものだ。

 大阪の局番にかけたら最後、何をされるかわからない。
相手は海千山千のプロ。

(つづく)

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