岩波書店
著者: 游 珮芸/作 , 周 見信/作, 倉本 知明/訳
先日NHKで再放送されていた台湾新幹線のドラマを録画してみました。ところが最終回のところが録画されてなく歯ぎしりして、結局図書館で原作を借りて読みました。ビデオはもちろん脚色されていますから原作とはことなっていましたが、まぁ両方とも楽しめました。
台湾の「極」という芯まで食べることのできるとってもおいしいパイナップルがあります。スーパーでみかけるとつい買ってしまうほど大好きです。
20数年前、アメリカ西海岸を車で旅行していたときのこと。ゴルフパークの延長のような海岸線の風光明媚なところで、初老をすぎた方に話しかけられたことがありました。日本語です。わたしは日本人の観光客かなとおもったのですが、台湾人でした。まったく標準的な日本人が話す日本語です。息子がアメリカに住んでいて遊びに来て孫に会ってくれとのことで訪れているとのことでした。立ち話ははずんで、御本人は戦争前には現在の名古屋大学で学生だったと話してくださいました。日本語も久しぶりにこんなに話してなんかうれしい。妻とはほとんど日本語の会話だった。など立ち入ったこともはなしてくれました。
この本を読んで、なんにも台湾の歴史を知らなかったのだとおもいました。特に蒋介石の台湾人に対する圧政。中国はなぜあんなにムキになって台湾にこだわるのでしょう。この件について詳しい学者さんたちがいろいろな見解を発表されていますが、どうもわかりません。
なんとか台湾人の望む方向へ国がまとまればと祈らずにはいられません。
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