玄関ドアの丁番調整ライナーという(K-39173)ナイロンワッシャー3枚を交換しました。13年で摩耗して割れてしまってワッシャーがない状態が数ヶ月のままでした。
気にしていたことが解決してホッとしたのもつかのま、いらぬところまでいじってしまって、今度はストップ機能(ドアを適当なところで閉まらぬように止まる)がきかなくなってしまいました。なお、ドアをはずすにはドアクローザーを玄関ドア枠からはずさなければいけません。ジジイはドア枠に固定してある4本のネジをはずしました。とても硬くシメてありました。
YKKにはドアクローザーの速度調整についてはネットで見つかるのですが、ストップ機能については見つかりませんでした。そこで詳しく説明してあったLIXILのものを借用させてもらいます。
まず、4本のネジ周りはこのようになってます。
ツマミがあってこれはストップ機能を解除したり設定したりするものです。90度の回転で行います。
説明文を読んでも分かりづらかったので、画像にしたがって要点のみ説明します。◯付き数字は無視してください。
1.ツマミをまわしてストップ解除にします。
2.ドアを90度以上開き適当なところで、ドアの底辺に板切れなどをストッパーにして止めます。
3.リンクをガチャガチャしてつまみの部分に隙間を作るために下へ引き下ろします。
4.そうすると、その隙間にストップカムという部品があって、手で左回りでも右回りでも一回転させることはできませんが回すことができます。
5.ストップカムが右回りでぶつかってとまってからツマミをストップ状態にして、ストップ機能が働けばOK、だめなら再度、ストップ解除状態にしてこんどはストップカムを左回りでぶつかってとまったところでツマミをストップ状態にします。そしてドアの開閉を確かめるとうまくストップ機能が働いているはずです。家のはこれでなおりました。
どうしてYKKにはドアクローザーのストップ機能についての説明や調節方法がないのでしょう。とても困りました。
まぁ、これにて一件落着。
そして翌日、ドアのストップする場所が2箇所になっている設定になっていました。これはこれで便利なのでそのまま使うことにしました。
約90度で止まっているとき。
そのときの、ストップカムの出具合。左側にちょびっと見えています。
約45度で止まっているとき、この位置では以前の設定では止まってなかった。
そのときのストップカムの位置ですが、すっかりかくれてしまっています。
ドアが閉まっているときのストップカムの位置。右側に見えています。
ふぅ〜、大変でした。