2016年6月21日火曜日

「40年超原発 延長を初認可」だって 怒!!!

 今朝の朝刊一面の記事、同じ日本船に乗船してる者にとって船長をつるし上げねば、
怒、怒、怒だっ!

『日本はなぜ、「基地』と「原発」を止められないのか』によると
最終的な結論は、憲法を変えることにあるようです。
しかし、ここではもっと単純な話しをします。

 地球船で生物が生きていけるのは、宇宙からやってくる放射線に対する遮蔽物が船の周りをぐるりと取り巻き、守ってくれているからです。
遮蔽物とは、厚さ約100kmの大気とその外側にある磁気圏でヴァン・アレン帯ともいいます。



 そうやってほぼ安全に守られている中に、どうしてまだコントロールもできない原子力発電施設をつくったのか。
外部からの強烈な放射線で守られている中で、自ら危険な放射線を出すのはナンセンスを通り越して、自滅への道を開拓しているようなものだ。
今、地球船に乗船している者の最低限の役目は、船が沈むことなく次の世代が安全に巡航できるようにすることだろう。
現状は、それほど大きくない木造船で、寒いから暗いからなどと言って、船上のあちこちで盛大に焚き火をしているようなものだ。

 原子力発電は、便所のない家にたとえられることがよくある。
うまいたとえだ。
汲み取り式便所が全盛のとき、糞尿は最後は海に捨てられていた。現在では水洗便所で流されたものは汚水施設で処理されるが、それとと同じようにされ、最後に残ったものは焼却し埋められてしまうらしい。

 しかし、原子力発電の燃えカスはこの処理の流れと重ならない。
糞尿の処理と同じようにできると原発推進派は体に刷り込まれてしまっているようだ。
皆さんのうんちやおしっことは違うのですよ。
糞尿が今のように処理できなかったら、人間や生物が生きている限りどんどん貯まっていくのは誰でも理解できることだろうに、原発のカスは数百年にわたって残るだけでなく放射能という悪さを発射し続ける。

 原子力発電施設は、昔で言ういわゆる四大工業地帯にはない。
効率を一番に考えれば、工場地帯の直近に置くのが最善だ。
ところが、そうはなってない。
これが、国の答えだ。
福島原発では東日本、日本の半分がオシャカに(今のところ)ならなかったのは、その後の経緯を調べると
運が良かったという軽々しい言葉を使って申し訳ないが、
それ以外になかったらしい。
そんな状況判断もできない船長さんと仲間たちは下船していただくしかない。

 早い話まだ人間には時期尚早な道具なのだが、目先の便利さに目がくらんでしまっている。
今後の廃炉に向けて、充分な研究者を育てるためにも、最大限の予算と研究を怠りなく継続してほしい。
でも、安全に廃炉にしてゆく研究者なんているかなぁ、
ぱっとみ右下がりの研究分野になるだろうから・・・心配。

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