2016年6月25日土曜日

参院選候補者 重視する政策に原発廃止がないのはナゼ

 今年の参院選から満18才以上が投票する。
よいことです。



 一票の重みの最高裁判決などいろいろでているが、
20才前後の若者の投票には二倍くらいの重みを持たせても良いかもしれない。
わたしもふくめて年寄りは、国造りの力にはもうそれほど役には立たない。
これからの日本を背負って立つのはやはり若者であることに誰も異論はあるまい。
人口の世代別分布グラフからみても、そうしたほうが良さそうに見えるんだけどね。
 
 候補者の主張にざっと目を通した。
全員にあきれてイライラした。
怒りでメラメラした。

 雇用・就職・年金・医療・憲法・外交・安全保障・教育・子育て・デフレ脱却などなど
震災復興・防災がいくらかましなくらい。
それぞれが大切なことは理解できますが、これらの事柄は、
生命の安全が保証されてこそのものだとおもうのです。

 それを脅かす一番のものは、原発だと考えます。
福島原発がもう喉元を過ぎてしまっているのなら、
もう、こう、なんというか、言葉がありません。

 今この一瞬も放射能とたくさんの人達が戦っているわけです。
メルトダウンした放射性物質の状態さえ今でもわからないのに、
のんきに参院選なんてやってて、いいのかとさえ頭のなかはぐるぐる回っています。

 今はなんとか押さえ込んでいるようですが、
ひょんなことから福島原発の放射能が拡散しだしたら
日本の半分は生活できなくなってしまうことを
片時も忘れてはいけません。
わたしが心配性なんですか。

 日本の国土の上で生活できて初めて
候補者の皆さんの主張ができるのだとおもいます。
候補者の皆さんに原発廃止のこと、ききたいな。
原発廃止は政策ではないのでしょうか。


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