2018年8月25日土曜日

草刈り不要の雑草の研究

 どなたかこの研究をしてはくれぬだろうか。
ジジイはもう先がみえておる。
無理だ。

 しかし、ジジイの余命とは無関係に雑草はたくましく伸びる。
雑草はなぜこうも生命力豊かなのか。
今年の激暑なんてへっちゃらであった。
葉先が枯れ色になることもなく、いたって元気、緑々していた。

 雑草を観察していると、毎年その勢力が変化しているのに気づく。
ユキノシタが優るときもあれば、なんの特徴もない名も知らぬ細い葉が一面のこともある。
春先には杉の子が顔を出すが、埋め尽くすことがあるかとおもうと、さほど目立たぬときもある。

 数種類が勢力を交代していることは確かだが、
その中にあって一定の他の勢力に侵されない一派がある。
シロツメグサである。

 ゴルフ場や芝地にとっては厄介な雑草らしいが、このシロツメグサ、我が庭では歓迎したい。
理由は簡単、外の雑草とことなり丈が伸びなく草刈りの手間がないからだ。
見てくれもよい。踏んづけたって大丈夫。季節がすぎれば自然と目立たなくなる。
そして時期が来ればまた生えてくる。

 ジジイは心の臓に病がある。
今年はなんとか乗り越えることができそうだが、来年はわからぬ。
生きていれば、庭の雑草が気になる。

 植物自身の力による、伸びない草刈り不要の雑草はないものだろうか。


0 件のコメント:

コメントを投稿