2019年8月11日日曜日

「出口のない海」を読んだ

講談社 2004.8
横山 秀夫 著

 偶然とは不思議なものです。
いつもの図書館蔵書検索で「横山秀夫」と入力、まだ読んでいないもの一冊を選択予約、読み終えた。内容は野球を愛する主人公が敗戦直前の特攻兵器回天搭乗員になってゆく話。

 ちょうど今週の15日が終戦記念日です。敗戦記念日。
ほぼ無作為に選んだ本一冊が、ちょうど敗戦記念日前とは・・・。


 偶然とは不思議なものです。
今朝の新聞に、その回天搭乗員の話が載っていました。



 朝日新聞さん断りなく借用してゴメンナサイ。

 この記事の内容が、「出口のない海」と重なりました。
記事の方は史実、本の方は史実にもとづいているとはいえ創作。

 夏の小学校の映画上映会を見ているようです。
正面からは史実のドキュメンタリーが映され、裏でみていると白い幕に映される映画が風に揺らいで陽炎のようにユラユラユラユラ・・・。

 忘れまじ、かっての日本。




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