2023年1月31日火曜日

電動かんな集塵接続部品

 画像右下の現在のはやっつけ仕事で作ったものなので、使っているときに抜けてしまって困ってました。

 桐の端材に電気カンナの口とホースの口を鉛筆でぐるりとなぞって、切り出しました。

以前はくり抜くときはドリルやホールソーなどくり抜く刃物を使ってましたが、最近はそれほど気を使わなくてもよいところは、バンドソーで切り抜いてしまっています。しっかりと閉じなければならないところは、刃の厚さの端材を挿入して接着しますが、今回のように押し込むのでしたらそのままで大丈夫です。

 こういったものを作ったときは必ず、最初からこんなふうに作っておけばよかったとおもうものであります。

 

2023年1月30日月曜日

今月の電気代ひぇ〜〜〜

 我が家はオール電化で一日中家で過ごすのでそれなりに電気代はかさみます。

今月1月、使用量847kWhで¥32499円!初の3万円超えです。

1年前は1052kWh,¥25,218でしたので、前年同月より使用量は約2割節約しているのに請求金額は約3割も値上がっています。なんかめちゃくちゃ。ドイツではガス代が3倍というからもっと悲惨なことになっていて、パナソニックのヒートポンプ式の熱源がとぶように売れているらしい。

 我が家の電気使用量と料金の14年分のグラフです。

青色の折れ線グラフが使用量で、比較的大きな凸凹もなく2018年1月からは概ね右下がりになっているのがわかります。昨年1月がとびだしているのはホットカーペットを使ったためです。今年は使ってません。

 原発は大反対です。安全な発電能力に見合った生活をすればよいだけなのに、なんであんなに熱を入れてムキになって原発再稼働と主張するのでしょう。かっての戦争のときの東条英機を彷彿とさせます。

 非常用のための、卓上ガスコンロと七輪に炭がありますけど、まだ使わなくても大丈夫そう♫

 

2023年1月29日日曜日

栗小箱修理

 完成した小箱が2週間もたたずに、蓋と本体の合わさる面がゆがんできてしまいました。

部屋が極端に乾燥しているのが原因かもしれませんし、日の当たる場所においておいたのもまずかったのかもしれません。まぁ、ともかくなおさなくては。

 本体に蓋をはめる枠(桟)はさいわい接着していなかったので(本当は枠をはめたらきつくてとれなくなってしまた)、無理やり引き抜こうとしていたら本体の側板の一箇所が剥がれてしまいました。もともとしっかり接着されてなかったようです。

 側板の一箇所を接着しつつ、枠も接着となって、なんともおおげさなクランプ固めと相成りました。

Before

After

 枠(桟)の調整をして、側板を接着し直したらできたわずかのでっぱりを整えて、キャンデリラワックスをぬりました。

これで大丈夫だとおもいます。

 

2023年1月28日土曜日

桐材で文書箱制作9

 蓋がすぅ~っと閉まるところ撮りました。

 いいですねぇ〜。

 

2023年1月27日金曜日

ビルディでクランプ購入した

 オフコで買ったこともありましたが、最近のオフコのクランプは高級路線でためらってしまいます。ビルディで藤原産業のクランプがコスパがよいので6本買いました。

長さが30cmサイズのクランプがくたびれてきてしまったためです。

 

2023年1月26日木曜日

桐材で文書箱制作8

 ペーパーをこんなふうに両面テープでとめて、

枠の脇(本体と接するところ)をペーパーがけします。

 ペーパーがけして、はめてを何度もおこなって、茶筒みたいにすぅ~っと入っていくぐらいになりました。動画でアップしようとしたのですけど、うまく撮れませんでした。

気持ちいい。

 ぴったし蓋がきまったので、そのまま箱全体にサンダーで凸凹を削ります。

桐なのでやわらかい。

 

2023年1月25日水曜日

桐材で文書箱制作7

 枠は普通本体の方に取り付けますが、本体の深さが深いので蓋の方に枠を取り付けます。

別にどちらに取り付けてもそれほど大差ありません。

 短辺幅は実にピッタリでした。

 が、長辺幅が・・・、ちゃんと確かめてクランプでしめたはずが、枠が飛び出していてしょんぼり・・・

 削るしかありません。

 

2023年1月24日火曜日

桐材で文書箱制作6

 本体と蓋のすりあわせです。今回のは約300mm×400mmと大きいので、画像のように切りつなげて両面テープで作業台(しっかり?平面は出ている)に貼り付けました。

あとはすり合わせ部分をゴシゴシゴシゴシ平にします。

それほど時間もかからず気持ちよくあわさりました。蓋を閉めて開けるときに吸い付くような感触があって、密閉されているのが確かめられます。

 さて、つぎは蓋をうける枠を箱の内側に取り付けます。

 

2023年1月23日月曜日

桐材で文書箱制作5

 蓋の天板と側板のメチはらいを鉋でしていたら、ビスケット(やといざね)がこんにちはとあらわれました。天板は大きめに作ってあって、両端を落とすように計画してあったのを、ケチって片側のみ切ることにしたために、ビスケット部分がちょうど側板あたりにきてしまったためでした。

 なんともお粗末で、板を矧ぐことうん十年、初めてでした。凹みます。おまけにトリマーがガタンところがって、側板が凹んでしまいました。

 穴を掘って、埋めました。

わざと目立つ色の材でやりました。


2023年1月22日日曜日

桐材で文書箱制作4

 さて、側板を蓋と本体に分割します。今回はいままであまり使うことのなかった丸のこの付属品の平行ガイドでやってみることにしました。

ぐるりと廻るように順に切りました。

切り分けました。

蓋の側板が細いので歪みそうですが、意外としっかりしています。

この方法でやれば同じ大きさの額縁がたくさんできそうです。

思い出しました。同じ蟻組の引き出しを3,4つ制作したとき、一度に大きな箱を作ってそれを切り分けたことがありました。

 4隅に少し段差ができてしまいましたが、前回よりはよさそう(な感じ)です。修正も薄板を接着すればすんでしまいそうです。

 本体の底板と蓋の天板を現物合わせできってから、接着です。

順番を逆にして接着してから側板に合わせてきってもいいのですが・・・

今回は見てくれよりも頑丈さ(板厚17mm)を第一に制作していますのでとてもゴツい。

 

2023年1月21日土曜日

桐材で文書箱制作3

 なんのかんの、ぶつくさ言いながらも、側板の加工と接着を終えました。

 同時に制作しているのは葉書を一回り大きくしたくらいの、やはり文書箱。こちらはよくある桐箱のように厚さが6mm程度の薄板のつくりです。

天板と底板のクランプがため。

居間に持ってこないと、接着剤がきいてくれません。

 

2023年1月20日金曜日

桐材で文書箱制作2

 蓋の仕様を、検討してみることにしました。桐材が足らなくなるかもしれなくなってきたので

考えざるを得なくなってしまったためです。

蓋のしまい方は木工だけでなく紙工でも金工でもその他の材料でも実にいろいろあります。

 どうしようか、考えながらとりあえず余裕をみて木取りをしました。

 画像でみると、みると別にどうということがありません。しかし製材所で桐の大きな厚い板を帯鋸でツーバイフォー材でいうとちょうど1×4の板材にしたものをいただいて、自宅ではプレーナーも昇降盤もありませんから、丸のこと電気カンナとあとは手道具で目的の大きさに切り出していきます。

 プレーナーがほしいけど、もう機械を置く場所がないのです。ふぅー・・・

 

2023年1月18日水曜日

macOSのdmgが開けなくなってしまった

 dmgファイルはAppleのDisk Image Fileです。windowsのisoファイルと同じです。

マウントできなくなってしまったので、あれこれ調べているうちにおもいだしてきました。

普通はdmgファイルをダブルクリックすると自動的にマウントできるます。パスワード設定してあればパスワードを求めてきます。

 今回の不調は、パスワードを受け付けたあと、マウントしたフォルダーがないのです。困った。

基本に立ち返り、dmgファイルを右クリック(2本指)して

「このアプリケーションで開く」▶「 DiskImageMounter.app(デフォルト)」

を選択すると、難なくマウントできました。

 ダブルクリックしてばかりだとお馬鹿さんになるようです。

難なく解決しました。

 

2023年1月17日火曜日

桐材で文書箱制作

 新年初仕事は栗の小箱でした。

次は材木屋さんでいただいた桐材で内寸がA4サイズの文書箱を制作します。

桐材を作業台に並べ木取りをメジャー片手にあれこれ検討するのですけど、これが時間がかかるのです。まぁしかし、ギリギリなんとか二つぐらいは作れそうです。

 栗小箱はひとつの箱を真っ二つにしたようなかたちでしたが、今回は底板と側板の箱を二つ重ね合わせようなかたちにします。よくある文書箱のかたちです。

 まずは底板2枚を作ります。小さい方は3枚接ぎ、大きい方は4枚接ぎです。

ずれないようにやといざね(ビスケットともいう)をいれました。

 そしてクランプ固め。桐は広葉樹のように固くないのでそこそこにしめないと跡がのこります。

ねんのため、湾曲しないように反り止めをクランプしておきます。

次は側板です。

 

2023年1月16日月曜日

古文書箱 栗で制作5 完成

 完成しました。

オイルのあとは自家製キャンデリラワックス(荏油3:キャンデリラ蝋1)を塗りました。

和紙といっても障子紙ですけど、

こんな具合に古文書を保管します。

栗の端材で作ったとはとてもおもえない出来栄えで、満足満足・・・♫

新年初仕事でありました。

 

2023年1月15日日曜日

地元の材木屋さんで桐をいただきました

 昨年、この材木屋さんへ欅板を持ち込んで挽き割ってもらいました。そのときに倉庫奥にあった欅の上等な薄板をいただき、お盆や文机などを制作しました。

 同じ材木屋さんに桐をお願いしたところ、手持ちの桐板を製材してもらいましたが、板の状態があまりよくなく、使えるところを使ってくださいということで、そのまま頂けることになってしまいました。ありがたいことです。

板のサイズは18×(80〜100)×1600くらい。

画像にあるようにもとの板は幅260mm厚さ100mm長さ1600mmでした。

完璧に乾いていて、バルサのように軽いし質感もそっくりです。

どんな感触の材なのかわからないので、小さな文書箱を制作して確かめています。

 

2023年1月14日土曜日

久留米紬ハギレ到着した

 郵便受けから封筒を取り出すとき、

ずっしり感があって、250g入なのにたくさんはいっているのだなと手応えを感じました。はたして、開封してみると・・・

 6種類の色柄はぎれが丁寧に折りたたんで収められていました。手触りは今着ている宮田織物の久留米紬と同じものでした。

 あれっと思って画像左上のパンフレットをよく見てみると、このモデルさんたちや着ている半纏が宮田織物のものとまったく同じではないですか。

 このハギレを販売している京都の株式会社AMO(たゆたふ)と宮田織物さんは提携しているのか、それともハギレ生地を仕入れているのか、まぁ何か取引があるのでしょう。

 いずれにせよ、これだけあれば数年はまた半纏に継あてができます。すでに継ぎ当てだらけなのですけど、この先この半纏の行く末は、北海道のニシン漁の網元親方が着ているような刺子のようになってしまいそうです。

 めったに他所様にすすめることをしないジジイなのですけど、このハギレは何にでも使えますから、買いおいておくだけでも良い品物であります。(ハギレ¥528+ゆうパケット送料¥250)

 

2023年1月13日金曜日

古文書箱 栗で制作4

 蓋をはめる枠を外そうと格闘したのですが、これ以上やると本体が傷だらけになってしまうのであきらめました。留部分は最低ですが本体にはしっかりとはまってしまってました。

 しょうがないので、このようなときのごまかしの技をつかいます。のこぎりで留部分の接合面に切れ目を入れるのです。この方法は接ぎが切れたときなどに使われる古典的な方法です。和船の接合面の接ぎにも使われています。のこぎりのアサリよりやや薄めの切れ端をそこにはめ込めばとりあえずは隙間はなくなります。

 わたしはこのようなときはわざと、色の濃い材を使うようにしています。今回はチークの端材があったのでそれを使いました。金継ぎを意識してもいるのですけど。

まぁ、なんとかごまかせて、一回目のオイルを塗りました。

 

2023年1月12日木曜日

古文書箱 栗で制作3

 一番はじめの修正は蓋の合わせ目です。二枚貝のようにピッタシ隙間なく合わせなければなりません。箱の大きさにもよりますが、この大きさなら一番原始的で古典的なこの画像の方法が急がば回れで確実です。

根気よくゴシゴシゴシゴシ、擦っては合わせてを繰り返すこと30〜40分、できました。

 目安は、第一に目視ですけど、もうひとつあって、密着させてから蓋を引き上げるときの吸付の感じです。引き出し付きの小箱などを作って、ひとつの引き出しを出し入れすると他の引き出しが動きますけど、あの感じ。蓋を引き上げるときに本体部分も持ち上がるような感触がでれば、密閉性が保たれています。

 次は修正ではなく、蓋をはめるための枠を本体側に額縁のようにはめ込む作業です。

留部分はいつも治具を使ってます。今回は久しぶりに鉋だけでやってみました。最初の留部分はうまくいきましたが、

残り3つはガタガタ、初心者以下・・・涙。

やりなおします。

 

2023年1月11日水曜日

古文書箱 栗で制作2

 丸鋸で分割しました。この作業は何度かやっているので油断したわけではないのですが、切断面がずれてしまいました。鉋でとりあえず段差を修正して、細かい調整はあとでします。

 底板と天板を接着しました。これもクランプ羽交い締め攻撃。

ちょっとドローンににていて飛べそう。

天板はゆるい曲面なので少々やっかいです。

こっちは重たそうなので飛べません。

 羽交い締めをとくと、こんな感じといっても、ただの箱でした。

蓋を開けると開けると

あちこち修正があります。

原因は一番最初の製材がいい加減だったこと。

 

2023年1月10日火曜日

古文書箱 栗で制作

 栗の端材を選んだら、どうやら目的の古文書を入れるくらいの大きさの箱を作ることができそう。

さっそく、初仕事でいきなりクランプ羽交い締めの画像と相成りました。

 厚みは側板11mm,底板と天板5mmです。天板は反りがあってむりやり平らに接着することもできたのですが、反りをそのままにして蓋の部分はゆるいカーブとしました。

 蓋と本体はあとで切り離します。

 

2023年1月9日月曜日

古文書を入れる箱を桐で作ろうとおもったけど・・・

 桐材はてもとになくて(あるにはあるのですが長さが短いかたまりばかり)、

材木屋さんで購入予定なのですが、手持ちの材をみてみたら

栗がいくらでもありました。栗も桐と同じかそれ以上に防水防虫性が高い。

栗の端材で間に合いそうな大きさの箱なので、とりあえず栗で作ってみることにします。

 

2023年1月8日日曜日

久留米紬ハギレ注文した

  半纏の福岡県の宮田織物(株)にメールでハギレのことをおききしたら、在庫がまったくないとの返信でした。う〜ん、残念。ないならしょうがありません。で、次の手立てを・・・

 ネットでササッとさがしたら楽天でこんなのがありました。

 ためしにと価格もお手頃なので購入してみることにしました。

さて、どんなものが届くか楽しみです。


2023年1月7日土曜日

成人式

 もう市町村などが音頭をとって、やることもないのでは考えます。

 それぞれがこじんまりと各家庭などで大きくなったねとお祝いしてもよいし、仲間内で同期会のようになってしまうけど、幼稚園小中高を振り返ってこれからのことで盛り上がってもよいし、まぁわざわざ自治体が音頭をとる必要性なんてないとおもうな。

 上から目線がギラギラですよ。

 

2023年1月6日金曜日

半纏継ぎ接ぎだらけ

 この半纏は福岡県の宮田織物(株)さんのものです。もう十数年着ています。昨年は孫用にも購入しました。わたしの着方が乱暴なのか、数年前に生地を送ってもらいましたが、あと数カ所の継ぎ接ぎで使い切ってしまいそうです。

 大きくてたっぷりしているし、暖かくって愛用しているんです。

生地わけてくれるかなぁ。

 

2023年1月5日木曜日

昨日定期検診に行ってきたけど・・・

 定期検診に行ってくるたびに、こんな愚痴をかいているような気がします。

昨日朝8時15分に家を出て、クリニックについたのは8時半過ぎ頃でした。9時から受付開始です。

この時間に並んで、わたしの担当医の順番は12番目でした。診察室の前に来るように呼ばれたのが10時20分頃、そして中に呼ばれたのが10時50分、診察は血圧を測ったぐらいで、いつもははかることもしません。ほんの5分程度の診察でした。

 MRIだのCTだの最先端医療の宣伝はよく耳にしますが、日本の現在の医療の体制ってわたしが延々と待ったようなこんな医療なのかと、気分は大いに滅入りまくったのでありました。

 薬だけで診察をのぞまない人も多いのですから、医療側は工夫をしてしかるべきだと考えるのですが、そんなうごきはこれっぽっちもみられません。

 昔は歯医者さんがこうでした。しかしどこもほぼ完全予約で2時間以上も待つことは考えられないでしょう。そんな歯医者は誰も行きません。

 このクリニック、新しい医療機械を充実させる前に、まずは患者さんの予約体制を作り上げることが最重要課題であることを認識してください。

 

2023年1月4日水曜日

厚地用 裁縫針 Clover Love 買った

 半纏の破けてしまったところや靴下の穴あきなど、手縫いで繕うことが多いです。

ミシンを買おうかどうかここ数年迷い続けているのですけど、まぁ手縫いでコツコツと・・・

針通しは老眼には必需品でこれがあればイライラする事はありません。

別に老眼でなくても、目がよい人でも道具としてこの針通しはすぐれているとおもいます。

厚地生地の針仕事もするので、丈夫な針を買いました。

 

2023年1月3日火曜日

PDFの表をEXCELに変換する

のは、めざましい進歩をしているデジタル社会でもまだまだポンッと簡単にはできないことのひとつのようです。

 昨年暮れに、関西大学図書館所蔵ちりめん本の整理.PDF をEXCELにしてデータベース的に使おうとしました。PDFからEXCELへは以前、仕事などでさんざん行ってきた作業なので簡単にすむとおもっていたのですが、泥沼にはまりました。結果はデータベースにできたのですが、忘れないうちに手順を記録しておこうとおもいます。

1.この画像のHPでワード文書(docxファイル)に変換する。

2.このファイルをLibreOfficeのWriter文書ドキュメントで読み込む。これをコピペ(を繰り返)してLibreOfficeのCalc表計算ドキュメントに貼り付ける。

3.Calc表計算ドキュメントからEXCELファイルへ書き出すのは、

メールとして送信が一番楽で確実です。そのメールに添付されたファイルをデスクトップにコピーして完了です。

 ここからは愚痴です。忙しい方は読む必要はありません。

ここの例であげたPDFは大学の研究紀要研究レポート小冊子をPDF化してアップされたものですのであくまで、その冊子の大きさにおさまるように、体裁を整えなければなりませんからそれが第一優先となります。ですから整えるにあたって、たとえばそれをEXCELでおこなったとして、セルの結合やセル内での文字揃えなど様々な処理をおこなうはずです。さらには空白文字で文字位置調整やリターンキーやタブキーなども使うかもしれません。高度なPDFが行えるアプリではそれらも含んでPDF文書にしますから、こんどは逆の操作を行うときにそれらのたくさんのいろいろな目に見えないコードが混乱のもととなってしまうわけです。

 この大学のPDFをEXCEL2019マック版に直接コピーできるのですが結果は散々なことになります。列方向のセルの結合があったり、行方向のセルの結合もあったりで縦方向のセルの結合はレコードの数が変化してしまいますから、データベースを作ろうとするときは致命的です。

 ところがいくつか試行錯誤してみた中で、ここにあげたLibreOfficeはそのセルの結合を無視してくれる貴重なアプリでした。

 こういった表を作るときの鉄則として、EXCELを使うなら「セルの結合は決してつかわない」を徹底して願わずにいられません。たいていは「セルの中で折り返す」にチェックを入れれば解決するのですから、入力するときにはそのままデータベースに使えることを忘れずにいてほしいのであります。せめて、どうしても見た目最優先にするならば、データベースのファイルとそれ専用のファイルの2本立てで行えばよいことなので、是非是非そうすることをのぞみます。

 放送大学にも同じような「放送大学chirimenlst.PDF」があるのですが、上記ファイルと同様でした。

 しかしながら、各研究施設でちりめん本の詳細データ一覧を公表してくれていることは、とてもありがたいことで感謝しています。

 

2023年1月2日月曜日

スマホのキーボードのこと

 昨年末、携帯のアップデートのお知らせにそのまましたがったら、文字入力のキーボード(というのかどうかしらないけど)がいつもの位置からほんの少し上にずれてしまった。

メッセージを入力するところに重なって、入力した文字を見ることができないという、なんとも使えない状態がつづきました。これはアップデートのせいで、次のアップデートまでなおらないと勝手に思い込んでしまってました。しかしなんとも使いづらい。文字入力はどんなアプリでもなんでもかんでもたいていはする動作なのですから、やはりこの状態がつづくのはたまらん。

 昨日元旦、なんとかしようと心機一転、なおそうと調べ始めました。

詳細版説明書にないのでネットで探します。

こんなのを見つけました。

フローティングだと!、なんだよ、キーボードを好きなところにドラッグすることができるのかよ!

指がそのフローティングのアイコンに触れてしまって、こんな状態になってしまったのだろうと、ようやく理解しました。アップデートのバグなんかじゃなかった。

 じゃぁ、これを戻せばいいのだと、それを探しているとまた指先はどこかを触ってしまったみたいで、こんどはグーグルキーボードなるものに変わってしまいました。これまた戻し方が不明。

取説の一部にこんなのがありました。

ふむ、なるほど。なにもかもアイコンで大変。

で、ようやく通常の12キーに戻りました。

 ジジイはたまたま戻すことができたし、フローティングなんていうこともわかったけど、きっと不自由したまま使っている人はたくさんいるのではなかろうかとおもうのでありました。