これは欅の端材を削ったもの。
ネットで調べても、このようなのがほとんどです。
バターをぬるところと握るところが分かれている形です。
西洋のナイフ・フォーク・スプーンなどの食器はほとんどすべて、機能的にこの2つの部分をもつ形になります。目的をはたす部分と手で握る部分です。それがはっきり分かれてる。
ところが日本などのアジア諸国の箸文化圏はそれらの国々から見ると、かなり異質な道具ということになります。なんせ、明瞭に2つの部分に分けることができないのですから。
ひとつながりになってしまっています。
さきほどの画像のバターナイフを作って使ってみて、あらためて気づいたのですが、使いにくいのです。理由はバターをぬる方向が握っている部分を軸に回転する方向と同じになってしまうからです。それは、バターを塊から必要な量を取るときにも同じことが起こります。取りづらい。
押し刺すようにするととりやすくなりますが。
ジジイは試行錯誤重ねること、うん千回・・・。おかげで端材はすっかりなくなりました。
ウソです。2つ、3つ作ったくらい。
こんなのです。
こんな風にして持ったり、
手で包み込むように握ったりします。
つづく
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