2019年5月21日火曜日

主と従

 新聞紙面やテレビ・ラジオなどマスコミのニュースで毎日目にする耳にする。
日本にやってくる外国の技能労働者を奴隷のように扱う。
学校で教員が生徒に罵声を浴びせる、猥褻行為をする。
会社で上役が部下にパワハラをする。
細かく上げたらキリがないが、殆どの場合、自分の立場や地位を利用して自分より下の者へ好き勝手な振る舞いをする。

 江戸時代の前からある主従関係がこの島国では、先の大戦ですべて焼け野原になっても国体が滅びても根深く残っているようだ。

 自分の地位や立場に与えられた役割を理解せず、主にあるもの何をしてもよいのだとすぐに、お殿様意識を持ってしまう。

 お金を払う立場にあれば、もうお殿様に成りはて、はては自分のことを神様と勘違いする。
成金ならぬ成殿(なりとの)だな。辞書には登録されてないようで変換ができぬ。

 主従の関係が現在では奴隷と同一ということが意識され改められなければ、政府がどんなことを法令で決めても、なくなるわけがないではないか。

 カネさえ払えばナニをしても良い。主であれば従には何をしてもよい。
奴隷制度は開放されたんじゃなかったっけ。


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