コンサートにもジャズバーにもでかけた。
レコードやCDも購入した。
聴いていたジャズミュージシャンはほとんど年配者やジジイだった。
その当時にいつも、脳裏によぎっていたことがある。
ジジイが大学生の頃、同じような年齢のフォークシンガーやロックミュージシャンたちは
果たして、70代になっても同じように演奏しているのだろうかと。
ジャズと老齢はなんとなく似合うなと感じていたのだが、
フォークやロックはどうしても加齢するにつれて、似合わなくなるのではないかとおもっていた。
年相応でない服装が似合わないのと同じような感覚だな。
しかるに、かってのフォークシンガーたちは若い頃歌っていた歌詞の内容そのまま
70代になっても歌っている。
ジジイの若い頃の危惧はどうやら杞憂に終わったようだ。
派手なパフォーマンスをともなうロッカーたちも、マイクスタンドを杖代わりに動き回っている。
そのうちステージ上で背骨や腰をギクリとやるだろうが、彼らは望むところなのだろう。
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