2021年1月27日水曜日

「未来の船は尾びれつき」を読んだ

 「日本郵船は2018年11月14日(水)、「NYKグループ脱炭素化への挑戦」と題し、30年以上未来の船「NYK Super Eco Ship 2050」のコンセプトを発表」したという記事を読みました。

 スクリューがなくなって、そこに二枚の尾びれを左右に振って推進力とするのだな。スクリューが登場したときだって、船底に穴をあけるなんてもってのほかだと散々にこき下ろされ、はては従来の水車みたいのを回す船と綱引きをして争ったくらいだったんだけど、この尾びれタイプはすんなり受け入れられるだろうね。もちろん用途によるだろうけど。模型の鯉なんかプラモデルみたいなのでとっくに池の中を泳ぎ回っている。そのうちオールで漕ぐタイプも出てくるんじゃなかろうか。

 SF映画などでは旧来の古い時代のものと近未来的な最新の科学の製品の混在がひとつの特徴だけれど、あながち間違ってなさそうな気がする。風力発電・地熱発電・潮汐力発電・水力発電など考えなくてもそれらと同一にあるしな。原子力発電は水を沸かして水車を回し発電するというとても古典的な方法なんだけど、火力の原子力が人類にはまだ制御できなかった。いくら効率がよいといったって、人の生活を脅かし生きることができなくなってしまうなんて本末転倒。いろいろためして共存できる動力・熱源を使わなくっちゃな。 

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