2022年5月20日金曜日

「暁の宇品」堀川惠子著 を読んだ

 「兵站」は「戦場の後方にあって,作戦に必要な物資の補給や整備・連絡などにあたる機関」とあります。これなくして何もできないのは明らかですが、かっての陸海軍はこれを軽視または無視しました。先のことは考えずにとにかく目の前にあることに猪突猛進する。それを国を上げて行うので始末に負えない。国を滅ぼします。実際その寸前までいきました。

 現在でも何も変わってないとおもいます。原子力発電が一番身近な例じゃないでしょうか。電力需給さえよければよく、その廃棄物については何も考えていません。国が滅びるだけでなく地球に住めなくなります。他に住むところはないのに、どうやってやめさせたらよいのか悩み考えています。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿