2017年9月18日月曜日

靴べら 鉋がけ1

 画像の長さ約60cm樫の靴べらを鉋がけして仕上げていきます。



 この形にするまでにしたことは、
板から弓なりの形に切り出します。
靴にあてがう凹み部分を加工します。
上面部分の凸凹をならしてからスクレーパーで平らにします。
ここまでしてから、裏面側面を鉋がけしていきます。

 側面は板の表と裏になるので、それほど荒れてはいません。



 裏面はバンドソーで切ってるので、凸凹。



 反り鉋で加工してゆくのですが、
基本はもちろん順目です。
しかし、上の側面の画像では下から上方向にカンナがけをしましたが、
反対側の側面では上から下にかけました。
では、その境目である裏側ではどうするか。
様子を見ながらきれいに素直にかけられる方向にかけるしかありません。

 樫の虎斑は楢などのそれより、顆粒状というかボソボソとしていて、
良く研がれた鉋でもボソッとえぐれてしまうことが多いです。
なので、虎斑のあるところではそっとカンナがけしておいて、あとでヤスリでならしていきます。

 虎斑は柾目の面に表れますので、切り出すときに一応は気にしますが、
結局は靴べらの周囲に必ず出てしまうので、なかなかやっかいです。

 今回の樫はいわゆる白樫ではなさそうです。
赤っぽいので赤樫かともおもいましたが、それにしては白樫より
鉋掛けしやすいので、違うようです。
まっ、いつも白いものばかりを加工してきたので、
こんな風合いのものもいいでしょう。

つづく


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