なんとか林業の復活を願っているボクです。
従来のように山から原木を切り出し製材して活用する一方で、
材木そのものを化学的処理をしながら新素材を作り出し、
様々な分野で役立てようとする技術開発に目がパッチリさせられます。
セルロースナノファイバー(CNF)ばかりに目がいってしまい、
もう1つのリグニンはその名前しか知りませんでした。
リグニンです。
・樹木に含まれる成分の約3割をしめる。
・特に国産杉は生育場所にかかわらず性質が均一で優秀。
・安全に簡単に取り出せる新技術を開発できた。
◎製材過程ででるおがくず・端材・間伐材などからも取り出し可能で、現在稼働している製材工場に小規模設備を取り付ければよい。
・石油由来のプラスチックに比較しても遜色はなく、むしろ耐熱性能に優れ応用範囲はよりひろい。
他にも特徴はありそうですが、良いことずくめではないですか。
原油は精製される過程で、実に様々な材料・原料になってゆきます。
材木は製材所で切ったり削ったりという物理的加工で製品になってゆきます。
材木も原油のように加工・精製できたら無駄もなくなるし、それらを原料にしてできた製品を廃棄するときは、従来の石油製品に比べれば、はるかに安全というものでしょう。
リグニンの講演会に行ってみたいのですが、会場まで往復する体力が残念ながらありません。
(無断でパンフレットをアップして申し訳ありません)
現在ボクは埼玉県西部の西川材で有名な地域に在住です。
このリグニンなんてこの地域にピッタシで、さらに「改質リグニン」から作られる製品製造も
この地域にもってこいの産業になるはずです。
健康なら自分で動き回って、地域活性にひと肌脱ぐんだけどなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿