2017年9月10日日曜日

北方四島はあきらめよう! その2

 諦めたその後をどうするかです。

 と、その前にやはり、情けないかな、もう一度なげきたい。
日本の外交力のなさと酷さと、なんでこうも交渉力がお粗末なのか。
もちろん数人の例外的に外交力を発揮した人はいる。
でもね・・・

 北方四島は諦めよう。
チャラにしたところから、ロシアとの交流を始めたほうが
日本の国益は多いとおもうからです。

 その一番の方法は、
北方四島を含めた千島列島がロシアにとっては
極東にあることを利用しない手はないだろう。

 具体的には、経済や医療やそのたもろもろ、交流を密にしてゆく。
人的交流も自由にする。
インフラも積極的に投資し、整備してゆく。
日本からの移住も移民も北方四島でできるようにしてゆく。
それを何十年もする。
百年以上かかるかもしれないけど、こんなことをしてゆけば
北方四島はまちがいなく、日本化されていく。

 これならば、露が嫌う北方四島の沖縄化はなく、
軍事以外の諸活動が定着してゆくわけだから
それほど目くじらを立てることはあるまい。

 北方四島は露にとって、
どうみたって、もてあましていて、
唯一の使いみちは、
日本から様々の好条件の経済活動などを引き出すカードだけでしかない。
言葉は悪いが、ゆすりたかりのネタだ。
そんなものはこちらからきっぱりと断つ。

 でもって、古典的な方法で
北方四島をインフラから何から何まで日本化する。
島自体は日本のものとはならないが、中身は日本もどき。
それで充分な気がするな。
西暦2100年頃には達成できそうな気がする。

 今日本がやっている外交では、そのときにだってできてはいまい。
相手にこれっぽちも返す気のないカードを
胸元からチラチラ見せたり隠したりしながら、
搾り取れるだけ搾るつもりなんだからな。

 どうせ搾り取られるんだったら、
日本の立ち位置をはっきりさせて、
100年の大計に回したほうが、建設的だよ。

 がらって話が変わるけど、
英国が当時の清から暴力的に奪った香港、
李鴻章は99年たったら返せと
よく交渉したな。
大したもんだよ。

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