2018年4月18日水曜日

大本営発表イラク日報  怒りはおさまらず

 歴史書というものは勝者の歴史とは古今東西例外がありません。
日本書紀から始まり徳川実紀へと延々と続きます。

 これらの歴史書に共通しているのは、
事実や出来事がはじめにあって、
それらを時の為政者が都合のようように記したということです。

 ところがイラク日報だけでなく連日の改竄文書は、
事実や出来事を国会で都合のいいように答弁したその内容にすりあわせて、
文書を作成しているということです。

 出来事などはおいておいて、首相の国会答弁にあわせ公文書を作成するなんて
歴史書の鉄則を打ち破った画期的なものといえるでしょう。

 いや、待てよ、なんか変だな。
やっぱ、なんにも変わってないのか。
権力者がやりやすいように、下僕の書紀たちは忖度して記録していったのだから、
彼ら官僚たちは、歴史書の鉄則・伝統をしっかりと守っている
ということになるのだな。

 こんな仕事しかできない一部の官僚たち、
もともとのこういった倫理観が欠如しているのだから、
転職してもらうしかないような気がするな。


 上記一日おいて、読んでみたが、なんだかわからなくなってきた。

 今日の朝刊で問題のイラク日報を読んだ。
心身ともに辛い現場の様子が伝わる。
自衛隊活動をありのままに伝えたほうが国民への理解は深まるとおもうんだけどな。
隠す必要がどこにあったのだろう。

 国民の誰一人だって、
戦争のあるところへ自衛隊が派遣されて、戦闘行為に巻き込まれる云々がないなんて
おもってなんかいないよ。

 派遣された時点で、もうそんな問題は終わってる。
派遣されてしまったらもう次のことを考えなくっちゃ。


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