表紙の鞍馬天狗の装幀がすばらしい。
第一巻は背景が赤、第二巻は青と順に第十巻まで色がかわってゆく。
横尾忠則30代後半の仕事だろう。
右下に横尾と印がある。
宗十郎頭巾をしているのは、どうみても横尾忠則本人でしかない。
目玉は隠せぬ。
刀の柄と鍔は描かずに両手のつかみだけで今にも抜きそうな緊迫感が漂う。
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