第17章はアウシュヴィッツ。
その手前第16章はブーヘンヴァルト強制収容所のはなし。
ここの捕虜でエレンボーゲンという医師の話が出てくる。ネットでは日本語で調べても見つからないが「Edwin Katzen-Ellenbogen」で検索すればウィキペディアで見つかります。
細かい経歴は本章を読んでもらうとして、なんともとんでも人物であります。彼によって救われた人もいて、彼に助けられたと証言する人もいる一方、同じく同一人物の彼によって殺された人も大勢いる。しかし殺されたと証言することは不可能です。かれは戦後の戦争人犯罪裁判の被告尋問をのらりくらりとかわしています。
どうやらなんの罪の意識もなかったようでした。
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