2017年8月17日木曜日

絵日記帳 その17

 


 うん、この日の出来事は鮮明に記憶しているぞ。
それだけ印象深かったということだ。

 住んでいたアパートの裏には団地の集会所があり、ラジオ体操ができるくらいの
広場が草むらになっていた。
そこでキャンプファイヤーをしたのであります。
薪の火は、子どもも大人もひきつけます。

 この集会所や広場でいろいろなことをやった。
人形劇団がきて、夕方から始めた影絵の劇、
幻想的だったしすっかり引き込まれたな。

 敷布のでっかいのを張って、映画会もやった。
天然色でダンボのアニメだった。
気分はすっかりダンボ、耳を広げて飛ぶんだな、
その晩の夢にまででてきて、何倍も楽しんだな。

 なので、ディズニーで一番好きなのはダンボ。
ディズニーランドは好きではないが、
仕事で行ったとき、ついついオールスター出演舞台とパレードを見てしまった。
ダンボに出会ったとき、目がウルウルしてしまたんだな。

 北側に集会所と草むらがあったのだが、
南側には公園があった。
そこでも、よく同じような映画会をやった。
幕の裏側からも見たりした。
裏側から見ると、なんか一枚ベール越しに見えて
違った味わいがあった。

 一番憶えているのが、
「赤いリンゴに唇よせて〜」リンゴの唄が流れる映画なのだが
映画の内容より、リンゴの唄のほうが印象深い。
今でも歌えるしな。

 ゆらぐ炎をジッとボンヤリながめる、
いつでもしてみたいことだな。

0 件のコメント:

コメントを投稿