2018年7月7日土曜日

アレキサンダー・グラハム・ベル

 ウィキペディアで調べてみた。
電話を發明した人というぐらいのことは知っている。
でも、それしか知らなかった。

 聾教育をする中でヘレン・ケラーにサリヴァンを紹介したのは彼だったとは。
母親は彼が子どもの頃に難聴になり、妻は聾だった。
当時の聾教育の中で彼は手話には反対の立場で、
また聾は乗り越えるべきものとして優生学的な立場にいた。

 今から見ると、なんて複雑な根の深い位置にいたのだろう。
だからといって彼が決して差別的立場であったことはない。
また晩年、書斎に電話を置かなかったという。
息を引き取る直前、彼の最後の言葉は妻へ「NO」の手話だった。

 こんなにジッと考え込みながらウィキペディアを読んだのははじめてかもしれない。
ふぅ〜。


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