2020年2月18日火曜日

「クレットマン日記」を読んだ その1

クレットマン日記_若きフランス士官の見た明治初年の日本 東洋文庫898
平凡社 2019.12
Louis Kreitmann (ルイ クレットマン)著
松崎 碩子(まつざきせきこ)訳

 1875年12月マルセイユ出発から1878年5月20(日本出航)までの日記。

 藤の花がきれいだったと記してある以外、花や草木のことはあまりふれていないのが印象的。
桜満開の時期にも目に入ったはずだが、まったくふれていない。

 東京に住居があったのだが、ほとんど毎日火事があったことが記され、また地震には敏感に反応した様子で揺れ具合を書いている。

(つづく)

0 件のコメント:

コメントを投稿