2022年12月31日土曜日

この「工作notebook2」Blogのこと

 このBlogをはじめたのは2016年2月でした。

 目的は自分のための備忘録です。あれはどうだったかなと検索することも多く、役立っているなと感じています。

 特にPCアプリの使い方など自分で納得して使いこなしていたことも、たまに同じことをしようとしてもうまくいかないことがあり、このようなとき助かっています。

 木工関係もかなりの量のノウハウをアップしているので、これも記録にとっておいてよかったともうことよくあり。

 ということで、来年も気楽に日々のことなどアップしようとおもうのでした。

 

2022年12月30日金曜日

auctionでちりめん本を落札した

 歳の最後を飾るにふさわしく、ちりめん本「THE TONGUE CUT SPARROW」(舌切雀)を落札しました。

 

 傷みの激しい箇所もありますが、中の挿絵や文字はとても鮮明です。息をのむ美しさとはまさにこのこと。さらにちりめん本独特の、ふぅわりとしたこの感触がたまりません。もう一冊ほしくなりました。新年最初の仕事は、これを入れる桐の箱制作ときめました。

 印刷/発行の日付がなぜか記されてないので、調べることにしました。

 

2022年12月29日木曜日

「ちりめん本」(crepepaper)について一番くわしいHPは

 「https://crepepaper.studio」です。

このHPだけで十分な知識と情報を知りえることができます。

内容は新しく、国内のちりめん本保有機関の所在はもとより、外国の状況も豊富に掲載されています。

 HPの運営者M.Yamamura氏は

『個人で各大学や研究所と連携することは困難なので、書誌学的に完成させるため、アカデミズムの横のつながりを期待して、放送大、東洋大、東女大などに手紙またはメールをしたところ、いずれも親切な対応をしていただいた。意図についてはよくわかるものの、担当する研究者がいないとのこと。ボールは投げてあることだし、最近、ぽつぽつとちりめん本に関する論文も出てきているので、ゆっくりと集めながら待つこととしている。やれやれ先は長い。』

と楽観的なため息まじり。

 ここでも古くて新しい問題。研究者がいないんですよね。

 でも、氏のおかげで愛好者は一人ふえました。


2022年12月28日水曜日

「超圧縮地球生物全史」を読んだ

ダイヤモンド社 2022.8

ヘンリー ジー∥著 竹内 薫∥訳

 第12章未来の歴史とそれに続くエピローグが、著者がこの部分は著者自身の推測であるとことわっているものの、妙な現実感があっておもしろい。このはなしのとおりだとすると、意外とはやく人類は滅びるのだなとおもいました。「妙な現実感」の原因は、12章までが様々な地球のに残された証拠の研究成果の積み上げで議論をすすめてきていたからで、その流れでいけばこうなるだろうという予測がとても確度高くおもえるからです。

 それにしても地球はまちがいなく活動をしているという意味で生き物なのだなと感じいった次第であります。

 

2022年12月26日月曜日

渡辺京二さん逝去

 つい先日「小さきものの近代」を購入したばかりで、このつづきを楽しみにしていましたが、昨日亡くなられたと知りました。

残念でたまりません。

ゆっくりと、おやすみください。

 

2022年12月25日日曜日

ちりめん本のこと

 前回のブログでちりめん本についてふれました。実際に実物にふれてみたく、いろいろネットでさがすと「国際交流基金ライブラリー」に貴重本として館内で貸し出し可能であることがわかりました。四ツ谷駅前にありますので我が家からはのんびり行って90分程度です。しかしやはりこんなご時世なので、二の足を踏みます。

 散歩で気分転換して再びネットで探します。ヒットしました。今度はそのものズバリ「ちりめん本コレクション」数百冊のリストがズラズラズラっとでてきました。「東京女子大学比較文化研究所所蔵」とあってすべてダウンロードできる、すばらしい。ふれることができませんが、いまはこれで十分すぎます。

 さて、そこのリストをながめていると例の長谷川武次郎出版のカレンダーがいくつかあるではありませんか。1901年版のほかに1899,1903,1907,1909,1913,1917,1924,1929,1938,1957がありました。

年ごとにいろいろな工夫をしているのですが、1901年版と同様の書式のは1909年版と1913年版です。

これらをながめていると、やはり1901年版は新世紀への思い入れがあるのか、ひときわ力を入れているように感じられます。

 ちりめん本コレクションリストを見つけることができたのは、とてもしあわせなことでありました。

 おまけです。そのリストにある「日本の噺家(英語版)」という本が良い味を出しています。当時の寄席の様子がこれまたなんとも言えず高座の空気がつたわってきます。絵だけをながめていても楽しめます。


 Calendarを月ごとにアップしながら、さらにネットを散策しました。ウィキペディアには長谷川武次郎の項目でまとめられていて、ちりめん本を収蔵している図書館などがリストアップされていました。海外にもcrepe paper bookとしてたくさんHPがありました。

 もっとスポットライトをあびてもよいとおもうのですが、ひっそりと輝きをはなち続けるのも、これまたよいのかなともおもっています。

 

2022年12月24日土曜日

2023 Calendar Back Cover

国立国会図書館蔵

 裏表紙もいいですねぇ。濃い影が3人、薄い影が4人、さらに薄い影が数人。7人はみな姿かたちみなことなっています。笠をかぶっている人はその笠のささくれも描き、日本髪のかたは簪もあります。影絵のお芝居を見ているような気にもなるし、旅館の二階の欄干に腰掛けて踊りの人たちをながめているような気にもなります。

 薄い影4人の右側二人はなにかおしゃべりしながら笑って楽しそうな声がきこえてきそうです。

 

2022年12月23日金曜日

2023 Calendar December

国立国会図書館蔵

The Night Market at the

 Asakusa Temple late in the Year.

不許複製

著作権所有

新井芳宗画

明治三十二年十二月一日印刷

同月十日発行

東京市京橋區日吉町十番地

著作者兼発行者

長谷川武次郎

同市芝區神明町二十一番地

印刷者   浅妻徳次郎

 一年の最後を飾るにふさわしい絵となっており、他の月とは力の入れようがちがっているのがあきらかにわかります。右側の阿形(あぎょう)の仁王像の柵の前に、わらじ札に絵師の名前がひっそりと(といいたいところですが、いやでも目立って)ぶら下げられています。そして柱には御札が2枚貼られ、奥付が直書きされています。

 大提灯も見事。Calendarは提灯の底の曲面にそうように配置され、中からの灯りでうきでるような感じがうまく表現されています。2023年12月の日にちに並び替えるのはとてもとても大変でしたが、見た感じそれほど違和感なくできあがっているとおもいます。浅草寺の提灯は火事で消失し、戦後松下さんが寄贈したはずですが、もうこの明治32年にはなかったとおもうのですけど、どうなっているのでしょうか。

 その大提灯の下で手をつなぐ母娘。母親のなんというシックないでたちでしょう。御高祖頭巾も素敵ですし、袖口からのぞく裏生地の渋朱色。娘は正反対に派手さをおさえて紫の振り袖で裾へむかっての濃淡のぼかしにうっとりです。髪飾りも細かく描いています。

 夜店の人混みも暗がりの中とはいえ、寒さの中ここだけが熱気に満ちているようです。夜店からの提灯の明るさが人混みの足元にむかってさしています。お寺の階上の舞台にも人が密集していてそれら人混みをながめています。

 お寺の庇、阿形(あぎょう)仁王像の力強い右腕などなど、どこをみてもみても、飽きることなくながめつづけてしまいます。

 

2022年12月22日木曜日

2023 Calendar November

国立国会図書館蔵

The Maple leaves putting on their gorgeous

autumn tints on Mount Takao.

 河のせせらぎの音しかきこえぬ楓の紅葉が見事な奥深い高尾の渓谷に初老の二人。

ひとりが指差す方向は、月曜日四週目の「27」。顔を友人に向けて、

「ちょうど山の端に日にちが重なってしまってですな、やむを得ず右にずらしたんですよ」

右手で手びさしするフロックコートの友人は

「う〜ん、まぁやむをえんですな」。

 川と空が奥でとけあい、そこからたちあがる岩山とちりめんのシワシワがただよわせる空気感が、どこか中国の雰囲気を感じさせます。

 

2022年12月21日水曜日

2023 Calendar October

国立国会図書館蔵

Chrysanthemumns in the Garden

  of Hama Goten    

 青白幕の自然なしなりにそうようにCalendarの日にちを配しているのが、なかなかです。ちりめん和紙にかかれた数字を、その風合いを保ちながら並べかえ、なおかつ布のしなりにあうようにするのは、とても苦労しました。幕が紅白でないのは、菊の赤と重なることを防いだためともおもいましたが、この絵師は年代の異なるCalendarでやはり青白のパタンを使っていることが多く、絵師の好みなのかもしれません。

 幕のすぐ脇の菊囲いの造作が竹で、棕櫚紐でしばってあるところまで丁寧に描かれています。

 左で菊を鑑賞している夫婦とおぼしき方をみていると、わたしの父方の祖父母をおもいだしてしまいます。子どもごころにじいさんばあさんの洋装姿をみたおぼえがありません。おじいさんは帽子をかぶりマントをはおって、杖をもち雪駄のような履物でした。ここの三人の後ろ髪の生え際や着物の自然なしなりなど細かい描写にも驚かされます。

 画面の構成はやはり遠近感を強調する広重調です。菊の香りが漂ってきそうです。

 

2022年12月20日火曜日

2023 Calendar September

国立国会図書館蔵


The Drawing of Sea-water

in the Moonlight.

   View of Suma.


 須磨の潮くみで似たような絵をさがすと、歌川房種のこんなのがありました。「源氏須磨之海望」。源氏絵というものらしいです。

 Calendarの雰囲気とは似ても似つかない絵で、松が浜に一本あるのが共通点くらいです。

 全体が月夜の暗がりなので、松の葉の暗いところはかたまりにしかみえません。ところが拡大してみると、一本一本上の枝から下までとがった葉を描き込んでいるのがわかります。

 浜の砂の湿り具合や、沖へつづく海水面のシワシワした雰囲気を、ちりめん加工がその効果をよく出しています。

 墨絵のような色調で、絵師がどこかにちょっと色をつけたい気持ちをグッと我慢している感じがなんとなくつたわってくるような気がします。満月の月がいびつなのもよいものです。

 

2022年12月19日月曜日

2023 Calendar August

国立国会図書館蔵


AN AUGUST DAWN

  The Opening of Lotus flowers

in the Pond of Ugeno Park.


 上野不忍池。ここも江戸時代浮世絵師たちにたくさん描かれてきました。人物らしきは和船にのるふたりきり。ほんのり淡い紅と白、蓮の花は明け方に咲くときポンッと音がするといいます。

 最初「OAWN」の単語の意味がわからず、調べてものっていませんでした。しばらくして、あっそうかと「O」ではなく「D」でした。

 

2022年12月18日日曜日

2023 Calendar July

国立国会図書館蔵


Illuminations and Fireworks

on the Sumida river

on a dark night in july.


 この絵では船と船のあいだに隙間があるし、船をすすめることもできそうなので、これでもすいているほうなのかもしれません。江戸時代の隅田川の花火の文献を読むと、船は隙間もないくらいびっしりだったといいます。また人が押しよせて橋が落ちたりもしています。

 絵師はとことん描いてやるという意欲満々で、船の中の様子はもちろんのこと、料亭の中の花火見物に興じるひとたちうや、橋の上のひとびとを残らず描きまくっています。

「大盛」「阿た里や」の箱提灯を看板に物売りでしょうか、この絵の中では一番大きな人物像です。

あと少しで暗闇になる直前の空がこれから始まる隅田川花火のはじまりをしらせます。

Calendarは川にただようかのように浮かばせています。

 

2022年12月17日土曜日

2023 Calendar June

 

国立国会図書館蔵

A Sudden Shower during

the Sanno Festival

 at Kanda.

 江戸三大祭りのひとつ山王祭ですが、神輿の熱気・喧騒・賑わいなどはまったくありません。にわか雨であわてる人たちを描いてはいますが、ねらいは柳のような一本きりで立っている木で雨宿りする兵隊さんかもしれません。拡大してみると右手を帽子のつばにあて、その手と顔には、左手も、うすく肌色の着色がほどこされています。

 一転して左半分は明るい色調です。突風でゆれる祭り提灯をあわてることなくしまうおかみさん、二の腕をみせて色っぽい。そして蔵の壁に落書き風にCalendarとひょっとこと相合い傘のいたずら書き。祭提灯の赤とおかみさんの青がきれいです。


2022年12月16日金曜日

2023 Calendar May

国立国会図書館蔵

 Wistaria in Bloom.

 The Garden of Kameido Shrine.

 亀戸天神社も北斎、広重はじめ多くの絵師の名所絵で有名です。それらの絵師のほとんどが太鼓橋と藤を画面いっぱいに描いていて、このCalendarのような風景のものはありません。

 池の向こう岸は多くの人でにぎわってますが、こちらは子どもが鯉に餌でもやっているのでしょうか、茶屋で一服している父親と母の膝にのる子どもがその様子をみています。岸辺にはカキツバタ、濃い紫色のもあれば淡色のものもあります。藤の大きな房の色は上品にほんのりかすかな紫に。

 向こう岸の喧騒がこちらではうそのように、静けさがただよっています。

 

2022年12月15日木曜日

2023 Calendar April

国立国会図書館蔵


Enjoying the View of 

 Koganei Mound with Cherries

in full blossom.


 広重の「冨士三十六景武蔵小金井」を参考にしたようです。

 もっとも広重のは富士山が主題なので桜の木のうろから富士をのぞかせていますが、Calendarでは桜の木のむこうに農家がにわか花見茶屋になって繁盛している様子が描かれています。鉄道が開通し停車場がつくられ割引きっぷで花見客が押しかけ、一年分の農家収入になるくらいであったといいます。

 右端には緋毛氈の床几に腰掛けるちょん前姿のお年寄りが旅姿で描かれ、手元には煙管一式がみえます。江戸がおわってはや33年、まだまだたくさんの江戸人がいました。

 左の太い幹から突き出した小枝に咲く桜が本物のようで蕾も桜色になって生き生きしています。

 空は桜霞、玉川上水は水色の濃淡が美しい。

 

2022年12月14日水曜日

2023 Calendar March

国立国会図書館蔵


 THE VERNAL EQUINOX - One day pilgrims

among the Buddhist Temples.


 春のお彼岸のお墓参り。お祖母さんと孫娘でしょうか、腰が少し曲がったお祖母さんの髪の毛はすっかり白くなって、でも拡大してみるとオシャレな黄楊のような櫛(くし)と簪(かんざし)をしています。下駄も丁寧に描き込まれています。娘さんの方は下駄が塗下駄のように描かれていてこれまたオシャレであります。お二人のまわりにはセイタカアワダチソウのような花が咲いていますけどなんでしょうか。この季節ならアブラナ?でもはやすぎますし・・・

 絵をながめていたら、目頭があつくなってきました。

 

2022年12月13日火曜日

2023 Calendar February

国立国会図書館蔵


 The Festival of INARI,THE GOD OF RICE

on the Horse-day in February.

 View of Oji Inari.

 奉納稲荷大明神


 ここも広重や北斎が名所絵で描いているところです。

王子稲荷といえば初午の凧市や狐火で有名です。しかしこの絵はいたって簡素。社殿と鳥居と幟(のぼり)だけ。人っ子ひとりいません。

 

2022年12月12日月曜日

2023 Calendar January

 New Year's Day in the Snow.

View of Matsuchi Yama

from the Mimeguri ferry.

国立国会図書館蔵。

カレンダーは雪の積もった正月のお飾りが顔を出している小屋の壁にあります。


 ここの風景を広重は何度も何度も繰り返し描いています。「東都名所 真土山之図」「江戸名勝図会 真乳山」「東都三十六景 今戸橋真乳山」「大日本六十余州名勝図会 六十余州名所図会 武蔵 隅田川雪の朝」「江戸高名会亭尽 今戸橋之図 玉庄」。

北斎も。「画本東都遊 待乳山」「絵本隅田川両岸一覧 待乳山の紅葉」。

豊国も。他にもたくさんの絵師が四季折々の風景画を残しています。

 このカレンダーに近いのは次の小林清親の木版画「東京名所真景之内 如月 待乳山雪の黄昏」(明治29年(1896))です。


 この「長谷川武次郎 著」の冊子はちりめん本といわれているものです。

国立国会図書館の資料「第88回 常設展示 「お伽の国」日本とちりめん本」 平成10年3月24日~4月24日」の冒頭に次のようにあります。

「ちりめん」本、ご存知ですか?

「ちりめん」といっても、絹製ではありません。印刷済みの和紙をちりめん仕立て(ちりめん紙)に加工した後、和綴じ製本したものです。手触りの柔らかいちりめん紙に、鮮やか な色刷りを施したちりめん本は、外国人に日本文化を紹介するものとして出版されたよう で、明治中頃から昭和の初めにかけて長谷川武次郎が出版した『日本昔噺』シリーズが有 名です。

 画像を少し拡大してみると、なるほど今でいうエンボス加工のような不規則な凹凸があって、なんとも言えぬ感触肌触り感がただよっています。写真やコピーでは本物のちりめん紙の雰囲気をかもしだすことすら無理でしょう。

 こちらに来る渡船に傘を指し御高祖頭巾のご婦人がのっています。みなさん立ったままで心配ですがわずかの川幅をみめぐりするからかもしれません。待乳山の麓には2階建てのお店があって正月祝日を日の丸で祝っています。また今戸橋を渡っている人も描かれ、その橋の先にはやはりお店が何軒も描きこまれています。

 寒寒とした中にも正月のはれやかであたたかい賑わいがしんしんとつたわってきます。

つづく

 

2022年12月11日日曜日

2023 Calendar Part 0

「 Monthly Changes

of

Japanese Street - Scenes

長谷川版 Calendar FOR 2023

T.Hasegawa, Publisher, Tokyo. 」

表紙にはこのようにかかれています。

国立国会図書館蔵 長谷川武次郎 著です。

タイトルは「Monthly changes of Japanese street-scenes : calendar for 1901.」デジタルアーカイブですので簡単にダウンロードできます。

 元データはもちろん「2023」ではなく、出版された年の「1901」です。

つまり新世紀である20世紀を祝しての明治33年の西洋式カレンダーです。外国人向けの日本土産も意識しているかもしれません。まだまだ旧来の日本式歴の暦が全盛期のときに現在とまったく同じ形式のカレンダーが出版されていたのでした。

 月々のカレンダーの絵が素晴らしい。どの月も情緒豊かで目頭があつくなるような月もあります。

現在のカレンダーとなんら遜色はありませんので、日付を並び替えればそのまま使うことができます。

 ここ数日、macOSのプレビューのみで画像加工に取り組み、なんとか原画を損ねることなく加工処理が終了しましたので、ひと月ごとにBlogでアップしていく予定です。

 原画は冊子になってます。大きさは195mm × 140mm で冊子を実際に原寸通り復元してみました。和綴じにしたのですが、素晴らしくって感激しました。

 なお、この表紙の画像は、ダウンロードしたままの元画像は全体に暗かったのでそれを印字したときのものに近づけて画像処理しています。ちょっと赤味が強すぎました。

つづく

2022年12月10日土曜日

オスプレイが日常

 オスプレイが散歩をしているときなど、よく上空を飛ぶようになってます。

10kmほど離れたところに、入間基地と横田基地があるので、そこに配属されたのかもしれません。

 低空で飛ぶときもあって、そのときは家全体がバリバリと振動します。窓ガラスが割れるのではと心配にもあります。飛んでくるときは普通のヘリコプターより激しい音なのですぐにわかりますが、翼の前についているプロペラが異様に大きいのでかたちからもすぐに似たような機種とは区別ができます。

 落ちないことを祈ることしかできないことが、とてももどかしいです。


 

2022年12月9日金曜日

「W630W [抗菌SLIM トイレブラシ ホワイト]」を買った

 現在のトイレブラシはもう十年以上使っていて、汚れたところを掃除しようかともおもったけど、ここは糞発してじゃないや奮発して、ヨドバシで購入した。

トイレに置いてみる。

片方にとびらがないので、これを壁側にするとしまうときに壁にブラシがあたって汚れるのではとチトきになります。横向きにおいたら少しはましになるか。

今までのとくらべるとずっと小さい。もっとも今までのは上に汚物入れがついてました。

 裏側が開放になっていて、ちょっと気になったけど、

まぁ問題なさそう(かな、心配)。

台所のブラシやスポンジやふきんなどの清掃道具も、衛生面からも汚れがひどくなってきたら、どんどん新しくしたほうがよさそうです。

 

2022年12月8日木曜日

日米開戦「真珠湾攻撃」

 「臨時ニュースを申し上げます。臨時ニュースを申し上げます。大本営陸海軍部、12月8日午前6時発表。帝国陸海軍は、本8日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり。帝国陸海軍は、本8日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり。今朝、大本営陸海軍部からこのように発表されました。」

 中国ではとっくに何年も戦争をおこなっていたわけですけど、こうして太平洋上の戦いの火蓋は切られました。

 真珠湾攻撃に関する本は何百冊(実際は千をこえるでしょう。万かもしれません)もありますが、めったに何かをすすめることのないジジイがオススメするのはこの一冊。

『「真珠湾攻撃総隊長の回想」講談社

 淵田美津雄自叙伝 編/解説 中田整一』

なんせ、総攻撃指揮官本人が書いているのだから、どんな作家も太刀打ちできない。

 アメリカと戦ったこともしらない世代が半分以上といいますから、ぜひとも一家に一冊、ご購読をお勧めいたします。

 

2022年12月6日火曜日

「小さきものの近代」渡辺京二著を購入

弦書房 ¥3300円。

 本はもう買わないようにしているのですが、この著者の本は図書館で借りてきて、読んでる途中で購入してしまうというながれが何度もあります。ちょっと高かったけど買ってしまいました。

 頁をすすめながら、うんうんとうなずくところが多く、明治維新前後や江戸時代中期頃の本に親しんでモヤモヤとしていたものが一掃されるような快感があります。

 

2022年12月5日月曜日

居間がかなり乾燥してきた

 乾燥対策にいつもやるのがバスタオルを水がたれない程度に絞って干す。

これがいままでいろいろ試した中では一番なのであります。

この数年はこれしかやってなくて、効果も一番であります。

朝から乾燥がひどいときは、一日に何度かこれを繰り返す。

いくらか部屋の湿度があがると、おなじ室温でも暖かく感じだします。

 

2022年12月4日日曜日

蓮根の特売

 昨日いつものスーパーに蓮根特売とあって3つの大きな塊が¥390で、即カゴへ入れました。普段はひとつの塊でこの値段です。茨城県産。

 今朝、さっそくひとつはキンピラに、もうひとつは甘酢漬けにしました。残りのひとつは冷蔵庫で保存。なんかはやめのおせち料理を作った感じ。

 

2022年12月3日土曜日

メガネツル長さ調節

 左右でつるの長さが異なってしまっていました。右側のネジどめ部分を2度失敗してしまったために短くなってしまったのでありました。

 しかし、怪我の功名か、短くなった方の長さが長さもカーブの耳にあたる加減もちょうど具合良くなったのでありました。

 なので、左側を右側と同じ長さに加工しました。

ネジ穴は1.5mmであけると、このメガネのビスでは穴が割れてしまいましたので、2mmであけました。

 メガネの支え部分が入るところをおとします。決してゆるくならないようにするために入らないくらいで凹部分を切ってから、木工ヤスリで削ります。

 うまくいきました。

かけてみると、なんともいえぬフィット感、いいかんじです。

ちなみに、ジジイのつるの長さは155mmがベストでした。

 

2022年12月2日金曜日

コロナワクチン5回目接種予約したけど

 役所から封書がきて、その日に予約しました。いつものクリニックが中っくらいに予約いっぱいでとれたのは、来年1月24日でした。前回の接種後半年ではなく3ヶ月後とはやまったようです。

 なんかきりがないので、ちょっと調べてみるとこんな「子どもを想う教職員の皆様へ」という声明文がありました。

 この7行目から

『厚生労働省発表の副反応検討部会の資料を見ますと、2021年12月17日までにワクチン接種後に1,431人の方が亡くなっ ており、更に6,165人の方が重篤者として回復しない後遺症を残しております。現時点では因果関係は不明と判断されており ます。しかし、亡くなった方々の6割以上は接種後7日以内に亡くなっていることを考慮すると因果関係を無視することはで きません。』

とあって、ただごとでないのがわかります。

 一年前のデータですので、現在ではもっと増加していることでしょう。

予約はとったものの、さて取り消したものかどうか考えていますが、取り消す方に気持ちは傾きだしています。

 

2022年12月1日木曜日

シャコバサボテン咲いたけど

 上から見ると、窓を向いて日がよくあたる側だけ開花しています。

反対側はようやく花芽がつきだしはじめたというところ。

こんなに差がでるのですね。

 

2022年11月30日水曜日

macOSでQRコードを作成

 QRコードを作成しようと適当なアプリをさがしていたら、

macOSは最初からその機能がついている

ことがわかってびっくりでありました。

 アプリケーションにあるショートカット.appをクリック。

左側タイルの最上段にあるギャラリーをクリック。

最上段に「〜のショートカット」というのが8つあるので、左から3つ目のスターターショートカットをクリック

一番右下にあるQRコードを作成するというのが、目的とするもの。クリックします。

そして、青地のショートカットを追加をクリックすると、


その脇にショートカットが追加されましたと表示され、

左側タイルのすべてのショートカットの右側に1があらわれます。

つぎに、その「すべてのショートカット」をクリックして

QRコード作成にマウスポインターをのせると灰色地枠右上に▲マークがあらわれるのでクリックします。

6個の作業内容が出るので選択します。


Webサイトを選ぶとスクリプティングになるので、開きたいURLを記入します。

QRコードが完成しました。すでにプレビューで保存した画像です。

スマホで確かめてみると、ちゃんとアップルにとんでいます。

アップルの購買サイトの画像は省略。

 忘れずに、このショートカットを作っておきます。灰色地枠の上で副ボタン(2本指)クリックしてDockに追加を選んで、次からはここからすぐに作業に入れます。

またひとつ、とてもよい使い方をおぼえました。

めでたしめでたし。

 

2022年11月29日火曜日

飯能「長光寺」

 大きな銀杏がすっかり黄色くなっているだろうと行ってきました。

 といっても家から山一つ越えた近所です。肉の島田屋さんのそば。訪れたのは2週間ほど前だったので、銀杏は今がちょうど見頃になっていそうか、もう散り始めてるかも。


 1366年開山の禅宗のお寺です。

当時は田舎も田舎なんでこんなところにとおもうのに、でもどこの立派なお寺もみなにたようなものです。

 本堂の前に寄進石塔?があります。

「正徳二壬辰年十月十四日 松山城主 石川宗十郎源総慶」と読めます。記されている通り宗十郎は別名で総慶(ふさよし)が名前。1712年徳川七代将軍家継の時代のはじまりです。

 もう一方左側のは期日は同じで「丹後国田邉城主 従五位下」。こちらもネットで調べることができます。

残念ながら、本堂の中は見ることができませんでした。

 このまままた数百年か千年か、この場所に居続けることでしょう。

 


2022年11月28日月曜日

今年もきれい

 西側は手を伸ばせばとどきそうなところに崖にのような小山です。尾根があって一応歩けます。

そこに広葉樹があって、毎年きれいにいろづきます。

きれい。

 

2022年11月27日日曜日

寝室エアコン設置完了

 予定は9時からだったのですが、なんとなく気配がして庭先を見てみると業者さんが15分前でしたが到着していました。さっそく撤去と設置工事開始です。

 現場をみて、あらためて工事等の見積もりの確認作業をして工事開始です。

テキパキテキパキ気持ちの良く確実な工事をしてすすみます。よい職人さんです。

前の設置工事をしてくれた電気工務店の取り付けが(当時はこれでよかったのかもしれませんが)不十分なところが何箇所かあらわになりました。壁穴にはスリーブを付けてもらいました。

 作業をずっとながめて疑問におもったことをおしゃべりしながらで、職人さんには迷惑だったかもしれませんが嫌な顔ひとつせず、工事は進行しました。まったく無駄がない仕事で、使う工具も現在の一番新しいものばかりでそれもおしゃべりの話題になりましたが、職人さんの手先は休みません。

 室外機設置の最後に、マキタの真空引きの機械を始めてみました。こんなに小さくコンパクトになっているなんて驚きです。30年以上前はガラスのメスシリンダーのようなもので真空引きしてガラスの目盛りを読んでいましたから、もう比べようもありません。

 そうこうするうちの設置完了。約2時間弱の工事でした。ジジイがしゃべりかけたりしなければ、30分は短縮できていたはず。ゴメンナサイ。

 とてもとてもよい仕事をする職人さんでした。

居間のエアコンが不調になったら、この職人さんにお願いしましょう。

 

2022年11月26日土曜日

エアコン結局買いました

 寝室のエアコンが不調です。掃除したり、コンセントを抜いてから再度差して稼働させると通常通り使えるのですが、もう15年経っていることだし、この先突然壊れて寒いおもいや夏に熱中症になってもバカバカしい。新品を購入することにしました。

 いろいろ調べて、価格はもっと安いところがあったのですが、料金体系というか丁寧な説明や諸費用の説明が明快なジャパネットたかたのwebで購入しました。DAIKIN_AJT25ZCS-Wの8畳程度の能力で十分です。

 設置するまで3,4日、それまでがんばって動いてくださいな。 


2022年11月25日金曜日

シャコハサボテン咲きだしました

 陽のあったている側に花芽がついて、しばらくしているうちに咲き出しました。

反対側はところどころ花芽がつきだしているくらいなのに。

左奥にうつってしまったのは、ダンボールスピーカーです。よくなります。