「庄屋日記にみる江戸の世相と暮らし」の中に、
江戸時代に商品券があったという箇所が目にとまった。
早速、調べる。
国税庁のHPにあった。
https://www.nta.go.jp/about/organization/ntc/sozei/network/134.htm
勝手に画像を借用させていただき、申し訳ありません。
以下の二つの商品券は明治2年の発行と判断されているが、
江戸時代中期以降にこんな商品券が流通していたことは確かみたい。
当時は商品券という名称ではなく切手とか手形とよばれていた。
一つ目はお酒の商品券。
「一 酒壱升 右御入用之節、此切手を以差上可申候也」と読める。
墨捺印がペタンペタンと3箇所にある。
もう一つは菓子手形
「一 御菓子百文 右此手形ヲ以御引替奉申上候 以上 小路村 廣田屋与右衛門」。
印影が赤や緑色で、今風だな。
江戸時代に発明されて今につながっているものがたくさんあるのだな。
そして、その時代に発明された便利な物やシステムが
現代では廃れてしまっているものもたくさんあるのかもしれない。
このHP、興味深い資料がたくさんあるぞ。
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