2018年6月29日金曜日

庄屋日記にみる江戸の世相と暮らし その6


5 年中行事
(1)村の休日と行事
・福束輪中の休日
・休日の特徴
・農村の娯楽

 明治維新前後に多数の外国人が日本を訪れていれ、たくさんの紀行文を書き
それらは今でも読むことができる。

 日本の農村風景については、それら殆どの旅行記のなかで
清潔さと美しさ、また農民たち自身のおおらかさや朗らかさなどに
驚嘆している。

 農村の美しさは、江戸中期にきた外国人にも驚きをあたえているが
それからおよそ100年後でも維持されるどころかますます豊かになった
農村を外国人たちは見たのだろう。

 農村の休日がどのようにきめられたか、
なるほどとはおもったが、
食うに困る水呑み百姓たちは休日どころではなかったろう。
いっせいに農作業を休む日はあったのだろうが、
家では内職にせっせと精出していたかもしれぬ。

 まぁ、でもハレの日には賑やかに楽しんだのだろうな。


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