100mならば感覚的にも視覚的にも、あ~あのくらいの長さとわかる。
なので、1億年という途方もない直感的にとらえどころのない時間軸を100mに置き換えて
この数年いろいろな例に当てはめて考えることが多くなった。
地球は46億歳なので4600m、直線距離で5km弱なのでまぁ近所周辺程度。
宇宙は138億歳くらい、ということは13800m、14km弱、そんなに遠くじゃないな。
100m=100000mmだから100000000年÷100000mm=1000年/mm、
つまり1mmが1000年となる。
両方共にミリがつくので覚えやすい。
100mの短距離走でスタートからゴールを眺めてその長さが1億年、
1000年はたった1mm、なんかすごい。
クフ王のピラミッドは約4600年前のことだから、5mm弱、つい最近だな。
恐竜は今から2億2500万年前から6500万年前に繁栄した爬虫類、
1億6千万年もの長きに渡って君臨したのだから、頭がクラっとする。
長さに換算すると225mあたりから65mくらいまで、様々な恐竜が闊歩していたことになる。
恐竜に変わって霊長類が現れたのが6500万年前で、人類と類人猿が別れたのが500万年前と言われている。
そして、原人が150万年前、旧人が20万年前、ようやく新人と呼ばれる現在の人間とそれほど変わらない人類が2万年〜1万年に現れた。
日本で言うと縄文弥生時代になる。
その縄文弥生時代は1cm〜2cm程度、旧人は20cm、原人でさえ1m50cm、
成人の平均身長よりずっと短い。
ごくごく大雑把に言うと、人類の歴史なんて
両手を広げた範囲に入ってしまうってぇことなんだな。
まぁ1億年が100mだとするとだけど。
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