2018年2月8日木曜日

野鳥で思い出した話

 大学生の時、バイト仲間から聞いた話。
彼は鹿児島県人、実家で生活していたとき庭先の柵に中型の野鳥が皆、
背を向けて数羽止まっていた。
追い払おうと石を投げつけた。

 ところが投げた本人もびっくり、そのうちの1羽に当たり、ドンと地面に落下した。
縁側から一部始終を見ていた母親が、脱兎のごとく裸足で駆け出し、
あっと今に捕まえた。

 母親は、捕まえると同時に絞めて殺していた。
友人は普段見ない母親の素早さと、ためらわずに絞めてしまった手際良さに
ポカンとしてしまったそうだ。

 晩飯は鶏めしと相成り、うまかったそうな。


0 件のコメント:

コメントを投稿