どこからでも読める。
ページ下端にある用語の説明が、ジジイのわたしには字が小さすぎた。
古代より人と木の関わりようを要点をまとめながら眺めさせてくれる。
おすすめ度、星5つのうち星4.5です。
入門書とはいえ、各章の区切りで更に興味を持った人のために
おすすめ本を数冊ずつ紹介してくれるとうれしかったな。
現在、西川材と呼ばれる材木を育成している地域の住人だが、
地場産業の振興として、「顔の見える木材での家づくり」と「家具づくり」がやはり
うなずける。
ここには、大きな帯鋸をもつ製材所はかってかなりあったらしいが、
現在では2,3軒になってしまった。
材木の原木市場のせりで丸太を購入し、
一昨年の夏にその一軒でケヤキの丸太を製材してもらったことがある。
家具を作る板にするまでには、大変な手間がかかることが身にしみてわかる。
西川材は江戸時代には名栗川、高麗川、越辺川をとおり荒川を使って江戸まで運んだ。
立地に恵まれていることを、この地域は現在活かしきってないような気がする。
今からでも遅くはないから、この本の提言にあるように
林業をテコ入れし、荒川に変わる新しい河を創ることができればとおもう。
わたしはもう先が見えているが、お手伝いできることがあれば
寝食を忘れて尽くす覚悟があります。ハイ。
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