2017年1月3日火曜日

「明治維新という過ち」原田伊織 を読んだ

 憤りの感情がほとばしり渦巻きその飛沫で伝えたい事が見えなかった。
読み進めるのが意外と手間取った。
そこそこ楽しめるのだが、著者の文体と内容の進め方がそれを妨害する。
星5つを満点評価で、星1つ半。



 半分の星は、あとがきの分です。
あとがきを最初に読めばよかった。
憤りのしぶきの向こう側にあったのはあとがきに集約されていた。
あとがきはまあまあだ。
引き込まれたのはあとがきだけだ。

 上総請西藩林家一万石の殿様、林忠崇の話はおもしろい。
その殿様の句、イイなぁ。
『琴となり 下駄となるのも 桐の運』
こういった句は大好きだ。




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