2017年1月12日木曜日

三菱製 エコキュートを修理した

 エコキュート本体上部に逃がし弁操作窓があるが、その蓋が半開き状態になってしまっていた。



数年前から気づいていたのだが、蓋を押し込むと閉まるのでそのままにしておいた。
昨年12月に、これではまずいとおもい三菱のお客様窓口にメールで相談した。

 正月明けに、サービスマンが見に来てくれた。
結果、本体が手前に傾いていると説明してくれた。
中の機器が手前に傾いたために、操作窓の蓋を押していたのだ。

 9年前に設置したのだが、今となっては施工ミスの可能性は高いが、
その原因を確定するのは困難だ。

 ついでに、他の部分も点検してくれた。
給水給湯パイプも取り替えたほうがよいといわれた。
当時取り付けたパイプでは、高温に耐えられづ内部のコーティングが剥げてきて、
それがヒートポンプユニットに流入し、故障してしまうようだ。
こうなると買い換えるしかない。

 取り付けてあったパイプを切り、指を突っ込んで見せてくれたが、
ゴムが溶けたような、墨汁のような黒い汚れが指にこってりとついた。



 三菱電機が取付業者へ、配管に使う素材を当時徹底して指示しておけばよかっただろうにとおもう。
わたしのところとおなじ素材の配管をした家はみな同じ状態のはずで、
いずれ、それが原因となり故障してしまうだろう。
配管については、リコール対象にならないのだろうか。
お知らせしてくれるだけでも、機器の延命がはかれるはずだ。

 3時間を超える工事だった。
傾きの修正と配管の交換工事は順調に終了し、最後にいろいろな説明や
わたしからの質問に丁寧に応対してくれた。
優秀なサービスエンジニアでありがたかった。

 台所リモコンに残湯量(お湯の量)が、満タンで目盛り4つで表示されるが、
サービスマンはその表示を、
湯量ではなく、温度なのです、
という説明が意外だった。
これについて、考えてみた。
なお、タンク内の湯温が45度以上になったときに、この目盛りが一つつく。

 取説を初めて読み込んだ。
ネットでも調べた。
貯油タンクの中は使用中は常にこうなっている。



 タンクの中が常に満タンになっていることをすっかり忘れていた。
取説にもちゃんと書いてあった。



 風呂のお湯をはると、約180L使うので、タンクの中はお湯を使った分、
低温の水が補充されるので、タンク内のお湯の温度は下がる。
とおもったのだが、風呂の湯を張り目盛りが二つのときの湯温を見ると
満タンの4目盛りのときと同じく71度だった。
はてさて、どう理解したらよいものか。

 使えるお湯の量が2目盛り減って、残湯量は2目盛りになったということが
パネルからわかる。
確かにお湯の量を表示している。
サービスエンジニアが教えてくれた温度という表現は、
45度以上のお湯がありますよ、ということか。
45度以上から約90度までのお湯になっているということがわかる
ということでは、間違いはない。

 結局、タンクの上部に溜まっている45度以上のお湯の量が表示される
という理解にしておこう。

 まっ、年に何回かは自分で点検しなくちゃいけないということがわかりました。
15年位は持つということだったので、あと約6年もってくれればいいか。
買い換えるとしても今から積み立てないとな。



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