2018年3月15日木曜日

司馬「江漢西遊日記」の旅 その8

 食べ物の話はたくさんというか盛んにでてくる。
これはそのうちの一つ、生月島の食事。

 天明8年12月12日。
「・・・ぶり、さしみの如く切りて箸にはさみて、下地をたぎらかして其中に入、二三ンベンかき回て食ふなり。芹此嶋の名産。夕方、新四良方へ行、小豆がゆを食ふ。・・・」

 これって、ブリのしゃぶしゃぶではありませんか。
しゃぶしゃぶに歴史があるんなて知らんかったぞ。
歴史の重みのある食べ方だったんだな。

 まぁ、230年前も今も、旨いことには変わりがないけど。
次からブリのしゃぶしゃぶすると、
それが時空を飛ぶ切れ目となり、昔に跳べそうな気がする。


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