2019年6月17日月曜日

「純血種という病」 Michael Brandow を読んだ 3

 夢から覚めて、再び現実に。
今度は優生学。
世界で最初の断種法制定は1907年米国インディアナ州で、さらに同州ではその8年前に断種手術がおこなわれていた。そのことを知って今まで見ていた夢はいっぺんに覚めた。
目はパッチリ。

 ヒトラーは著書「わが闘争」のなかで、米国のこの状況をたたえた。
そしてこんどは1940年ナチスが障害者をガス室で殺害し始めたとき、
米国優生学協会はこのことをたたえた。
ナチスは負け、ニュルンベルク裁判で戦犯の一人が言う。
優生保護を合法としたのは米国が先ではないか。なぜ自分たちが後からして裁かれねばならぬのだ。


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